バスケットボール男子日本代表が、これまでオリンピックやFIBAワールドカップ(旧・世界選手権)に出場した際の歴代メンバーを大会別にまとめました。
日本男子代表は、1936年のベルリンオリンピックで初めてオリンピックに出場。
その後、1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年東京、1972年ミュンヘン、1976年モントリオールと出場を続けました。
長い空白期間を経て、2020年東京オリンピックで44年ぶりにオリンピックへ復帰。2024年パリオリンピックでは2大会連続で出場しました。
FIBAワールドカップでは、1963年の世界選手権から出場し、1967年、1998年、2006年、2019年、2023年の大会に出場しています。
この記事では、各大会の開催地、日本の成績、ヘッドコーチ、大会の概要、そして出場した日本代表メンバーと背番号を紹介します。
※背番号は大会によって異なります。本記事では各大会の公式記録・大会記録をもとに整理しています。
FIBAワールドカップ・世界選手権の歴代日本代表
日本男子代表がFIBAワールドカップおよび旧・世界選手権に出場したのは、1963年、1967年、1998年、2006年、2019年、2023年の6大会です。
1963年 FIBA世界選手権
開催地: ブラジル
日本の成績: 13位
ヘッドコーチ: 吉井四郎
1963年のFIBA世界選手権はブラジルで開催されました。
日本は予選ラウンドでペルーから勝利を挙げましたが、その後の順位決定ラウンドではウルグアイ、アルゼンチン、メキシコ、ペルー、カナダと対戦。
最終的に13位で大会を終えました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 奈良節雄 |
| 5 | 角田勝次 |
| 6 | 大島康邦 |
| 7 | 若林薫 |
| 8 | 志賀政司 |
| 9 | 中村邦彦 |
| 10 | 岡山啓三 |
| 11 | 増田貴史 |
| 12 | 山口勇 |
| 13 | 江川嘉孝 |
| 14 | 粟野吉州 |
| 15 | 諸山文彦 |
1967年 FIBA世界選手権
開催地: ウルグアイ
日本の成績: 11位
ヘッドコーチ: 笠原成元
1967年大会はウルグアイで開催されました。
日本は予選ラウンドでアルゼンチン、ソビエト連邦、ペルーと対戦。順位決定ラウンドではプエルトリコから勝利を挙げるなど、最終的に11位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 若林薫 |
| 5 | 中村邦彦 |
| 6 | 吉田正彦 |
| 7 | 江川嘉孝 |
| 8 | 諸山文彦 |
| 9 | 小玉晃 |
| 10 | 木村勲 |
| 11 | 五十嵐清次 |
| 12 | 谷口正朋 |
| 13 | 服部信雄 |
| 14 | 宗田研二 |
1998年 FIBA世界選手権
開催地: ギリシャ
日本の成績: 14位
ヘッドコーチ: 小浜元孝
日本が約30年ぶりに世界選手権へ戻ってきた大会です。
日本はグループステージでロシア、プエルトリコ、ユーゴスラビアと対戦。その後の順位決定戦を戦い、14位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 山崎昭史 |
| 5 | 祐木毅 |
| 6 | 長野洋 |
| 7 | 佐古賢一 |
| 8 | 長谷川誠 |
| 9 | 折茂武彦 |
| 10 | 節政貴弘 |
| 11 | 南山真 |
| 12 | 高橋マイケル |
| 13 | 古田悟 |
| 14 | 佐久本智 |
| 15 | 富永啓之 |
2006年 FIBA世界選手権
開催地: 日本
日本の成績: 17位
ヘッドコーチ: ジェリコ・パブリセヴィッチ
2006年大会は日本で開催されたFIBA世界選手権です。
日本はドイツ、アンゴラ、パナマ、ニュージーランド、スペインと予選ラウンドで対戦。
パナマには勝利しましたが、予選ラウンドを突破できず、17位で大会を終えました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 川村卓也 |
| 5 | 山田大治 |
| 6 | 桜井良太 |
| 7 | 五十嵐圭 |
| 8 | 柏木真介 |
| 9 | 折茂武彦 |
| 10 | 竹内公輔 |
| 11 | 網野友雄 |
| 12 | 節政貴弘 |
| 13 | 古田悟 |
| 14 | 伊藤俊亮 |
| 15 | 竹内譲次 |
2019年 FIBAワールドカップ
開催地: 中国
日本の成績: 31位
ヘッドコーチ: フリオ・ラマス
2019年大会は、日本にとって大きな転換点となったワールドカップです。
八村塁、渡邊雄太、馬場雄大、比江島慎らが代表入りし、八村はNBAドラフトで1巡目指名を受けた直後の大会としても注目されました。
日本は1次ラウンドでトルコ、チェコ、アメリカと対戦。順位決定ラウンドではニュージーランド、モンテネグロと対戦し、最終的に31位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 3 | 安藤誓哉 |
| 6 | 比江島慎 |
| 7 | 篠山竜青 |
| 8 | 八村塁 |
| 10 | 竹内公輔 |
| 12 | 渡邊雄太 |
| 13 | 安藤周人 |
| 15 | 竹内譲次 |
| 18 | 馬場雄大 |
| 22 | ニック・ファジーカス |
| 24 | 田中大貴 |
| 32 | シェーファー・アヴィ幸樹 |
2023年 FIBAワールドカップ
開催地: フィリピン・日本・インドネシア
日本の成績: 19位
ヘッドコーチ: トム・ホーバス
2023年のFIBAワールドカップは、フィリピン、日本、インドネシアの3か国で開催されました。
日本は沖縄アリーナを舞台に1次ラウンドを戦い、ドイツ、フィンランド、オーストラリアと対戦。
その後の順位決定ラウンドではベネズエラ、カーボベルデに連勝し、アジア勢最上位となる19位で大会を終えました。
この結果、日本は2024年パリオリンピックの出場権を獲得。自力でオリンピック出場を決めた重要な大会となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 2 | 富樫勇樹 |
| 5 | 河村勇輝 |
| 6 | 比江島慎 |
| 12 | 渡邊雄太 |
| 18 | 馬場雄大 |
| 19 | 西田優大 |
| 24 | ジョシュ・ホーキンソン |
| 30 | 富永啓生 |
| 31 | 原修太 |
| 75 | 井上宗一郎 |
| 91 | 吉井裕鷹 |
| 99 | 川真田紘也 |
オリンピック歴代日本代表
男子バスケットボールは1936年のベルリンオリンピックから正式競技として実施され、日本代表も同大会から出場しています。
1976年のモントリオール大会を最後に長期間オリンピックから遠ざかりましたが、2020年東京大会で44年ぶりに復帰しました。
1936年 ベルリンオリンピック
開催地: ドイツ・ベルリン
日本の成績: 9位タイ
監督: 浅野延秋
男子バスケットボールが初めてオリンピックの正式競技として実施された大会です。
日本も初めてオリンピックの舞台に立ち、中国、ポーランドに勝利して3回戦まで進出しました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 李成九 |
| 5 | 中江高雄 |
| 6 | 趙立人 |
| 7 | 前田雅康 |
| 8 | 金垣熙 |
| 9 | 松井聡 |
| 10 | 宗像宇一 |
| 11 | 横山謙吉 |
| 12 | 廉恩鉉 |
| 13 | 田中秀次郎 |
| 14 | 吉井清三郎 |
1956年 メルボルンオリンピック
開催地: オーストラリア・メルボルン
日本の成績: 10位
監督: 大庭哲夫
戦後、日本男子代表が初めてオリンピックに復帰した大会です。
日本は1次リーグでアメリカ、フィリピン、タイと対戦。タイから勝利を挙げ、順位決定戦では中華民国にも勝利しました。
最終的に10位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 3 | 糸山隆司 |
| 4 | 藤田学 |
| 5 | 杉山武雄 |
| 6 | 荒井利一 |
| 7 | 斎藤博 |
| 8 | 庄司秀太郎 |
| 9 | 紺野仁 |
| 10 | 登坂哲朗 |
| 11 | 今泉健一 |
| 12 | 大平礼三 |
| 13 | 奈良節雄 |
1960年 ローマオリンピック
開催地: イタリア・ローマ
日本の成績: 15位
監督: 森澤誠一
日本はローマ大会で3大会連続となるオリンピック出場を果たしました。
予選リーグではハンガリー、アメリカ、イタリアと対戦。その後の順位決定戦を経て、最終的に15位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 糸山隆司 |
| 5 | 杉山武雄 |
| 6 | 斎藤博 |
| 7 | 庄司秀太郎 |
| 8 | 今泉健一 |
| 9 | 鎌田正司 |
| 10 | 金川英雄 |
| 11 | 奈良節雄 |
| 12 | 大島康邦 |
| 13 | 若林薫 |
| 14 | 志賀政司 |
| 15 | 増田貴史 |
1964年 東京オリンピック
開催地: 日本・東京
日本の成績: 10位
監督: 吉井四郎
自国開催となった1964年東京オリンピックでは、日本男子代表が10位に入りました。
予選リーグではカナダ、ハンガリー、イタリアから勝利を挙げ、最終的に10位で大会を終えています。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 奈良節雄 |
| 5 | 若林薫 |
| 6 | 志賀政司 |
| 7 | 増田貴史 |
| 8 | 中村邦彦 |
| 9 | 梅勝夫 |
| 10 | 藤江精二 |
| 11 | 海保宣生 |
| 12 | 江川嘉孝 |
| 13 | 諸山文彦 |
| 14 | 角田勝次 |
| 15 | 小玉晃 |
1972年 ミュンヘンオリンピック
開催地: 西ドイツ・ミュンヘン
日本の成績: 14位
監督: 笠原成元
日本は1968年メキシコシティ大会には出場せず、1972年ミュンヘン大会でオリンピックに復帰しました。
予選リーグではブラジル、チェコスロバキア、エジプト、オーストラリア、スペイン、キューバ、アメリカと対戦。
エジプトに勝利したものの、最終的には14位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 谷口正朋 |
| 5 | 曽田賢二 |
| 6 | 横山邦彦 |
| 7 | 阿部重明 |
| 8 | 染谷淳 |
| 9 | 服部信雄 |
| 10 | 吉川峰男 |
| 11 | 酒井和史 |
| 12 | 千種伸夫 |
| 13 | 森哲 |
| 14 | 杣友厚 |
| 15 | 沼田博文 |
1976年 モントリオールオリンピック
開催地: カナダ・モントリオール
日本の成績: 11位
監督: 吉田正彦
1976年モントリオール大会は、日本男子代表が長い間オリンピックに出場することになる最後の大会でした。
予選リーグではカナダ、メキシコ、キューバ、ソビエト連邦、オーストラリアと対戦。
最終的に11位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 4 | 阿部重明 |
| 5 | 千種伸夫 |
| 6 | 森哲 |
| 7 | 結城昭二 |
| 8 | 藤本祐太 |
| 9 | 沼田博文 |
| 10 | 桑田清秀 |
| 11 | 山本浩二 |
| 12 | 清水重人 |
| 13 | 斎藤文夫 |
| 14 | 北原憲彦 |
| 15 | 浜口秀樹 |
2020年 東京オリンピック
開催地: 日本・東京
日本の成績: 11位
ヘッドコーチ: フリオ・ラマス
1976年モントリオール大会以来、44年ぶりのオリンピック出場となった大会です。
開催は新型コロナウイルス感染症の影響で2021年に延期されましたが、大会名称は「東京2020」とされています。
日本はスペイン、スロベニア、アルゼンチンとグループフェーズで対戦。
八村塁、渡邊雄太、馬場雄大、富樫勇樹、比江島慎らを中心に戦いましたが、グループフェーズでは勝利を挙げられず、最終的に11位となりました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 2 | 富樫勇樹 |
| 6 | 比江島慎 |
| 8 | 八村塁 |
| 9 | ベンドラメ礼生 |
| 12 | 渡邊雄太 |
| 14 | 金丸晃輔 |
| 18 | 馬場雄大 |
| 23 | ギャビン・エドワーズ |
| 24 | 田中大貴 |
| 32 | シェーファー・アヴィ幸樹 |
| 34 | 渡邉飛勇 |
| 88 | 張本天傑 |
2024年 パリオリンピック
開催地: フランス・パリ
日本の成績: 11位
ヘッドコーチ: トム・ホーバス
2024年パリオリンピックでは、日本が東京2020に続いて2大会連続でオリンピックに出場しました。
八村塁、渡邊雄太、河村勇輝、富樫勇樹、比江島慎、ジョシュ・ホーキンソンらを中心としたチームで、ドイツ、フランス、ブラジルとグループフェーズを戦いました。
フランス戦では延長戦までもつれる接戦となり、河村勇輝が20得点・10アシストを記録するなど、日本代表の戦いぶりが注目されました。
最終的にグループフェーズで3敗となり、11位で大会を終えました。
日本代表メンバー
| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 2 | 富樫勇樹 |
| 4 | ジェイコブス晶 |
| 5 | 河村勇輝 |
| 6 | 比江島慎 |
| 7 | テーブス海 |
| 8 | 八村塁 |
| 12 | 渡邊雄太 |
| 18 | 馬場雄大 |
| 24 | ジョシュ・ホーキンソン |
| 30 | 富永啓生 |
| 34 | 渡邉飛勇 |
| 91 | 吉井裕鷹 |
歴代日本代表の出場大会まとめ
男子日本代表が今回の記事で紹介している国際大会は、FIBAワールドカップ・世界選手権が6大会、オリンピックが8大会の合計14大会です。
FIBAワールドカップ・世界選手権
| 大会 | 開催年 | 開催地 | 日本の成績 |
|---|---|---|---|
| FIBA世界選手権 | 1963年 | ブラジル | 13位 |
| FIBA世界選手権 | 1967年 | ウルグアイ | 11位 |
| FIBA世界選手権 | 1998年 | ギリシャ | 14位 |
| FIBA世界選手権 | 2006年 | 日本 | 17位 |
| FIBAワールドカップ | 2019年 | 中国 | 31位 |
| FIBAワールドカップ | 2023年 | フィリピン・日本・インドネシア | 19位 |
オリンピック
| 大会 | 開催年 | 開催地 | 日本の成績 |
|---|---|---|---|
| ベルリンオリンピック | 1936年 | ドイツ | 9位タイ |
| メルボルンオリンピック | 1956年 | オーストラリア | 10位 |
| ローマオリンピック | 1960年 | イタリア | 15位 |
| 東京オリンピック | 1964年 | 日本 | 10位 |
| ミュンヘンオリンピック | 1972年 | 西ドイツ | 14位 |
| モントリオールオリンピック | 1976年 | カナダ | 11位 |
| 東京オリンピック | 2020年 | 日本 | 11位 |
| パリオリンピック | 2024年 | フランス | 11位 |
日本男子バスケットボール代表の歴史
日本男子代表は1936年のベルリンオリンピックで初めてオリンピックに出場しました。
戦後は1956年メルボルン大会、1960年ローマ大会、1964年東京大会と出場を続け、1964年には10位という成績を残しています。
その後も1972年ミュンヘン大会、1976年モントリオール大会に出場しましたが、1976年を最後にオリンピックから長く離れることになりました。
一方、ワールドカップでは1963年、1967年に出場。その後1998年に再び世界選手権へ出場し、2006年には日本開催の世界選手権を経験しています。
2019年大会では八村塁、渡邊雄太らが出場し、2023年大会では沖縄を舞台に戦った日本代表がアジア最上位となり、パリオリンピック出場権を獲得しました。
そして2024年パリオリンピックでは、東京2020に続いて2大会連続の出場を果たしました。
このように日本男子バスケットボール代表は、戦前から現在まで長い歴史の中で多くの選手が国際舞台で戦ってきました。
今後もワールドカップやオリンピックなどの主要国際大会が開催された際には、このページに歴代日本代表メンバーを追加していきます。
まとめ
日本男子バスケットボール代表の歴代メンバーを、オリンピックとFIBAワールドカップ・世界選手権に分けて紹介しました。
特に近年は、八村塁、渡邊雄太、河村勇輝、富樫勇樹、馬場雄大、比江島慎、ジョシュ・ホーキンソンら、海外経験を持つ選手も増えています。
一方で、1960年代や1970年代にも日本代表を支えた多くの選手が存在し、現在の日本代表につながる長い歴史があります。
過去の日本代表を振り返ることで、日本バスケットボールがどのように国際舞台で戦ってきたのかを知ることができます。
