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NBAサマーリーグに出場した日本人選手一覧|田臥勇太から河村勇輝までの歴史

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NBAを目指す若手選手たちにとって、大きなアピールの場となる「NBAサマーリーグ」。

日本人選手にとっても、NBAへの扉を開く重要な舞台となってきました。

日本人初のNBA選手となった田臥勇太をはじめ、渡邊雄太、八村塁、馬場雄大、河村勇輝など、これまで多くの日本人選手がサマーリーグに挑戦しています。

では、これまでにNBAサマーリーグの試合に出場した日本人選手は何人いるのでしょうか。

この記事では、2026年のNBAサマーリーグ終了時点で、実際に試合へ出場した日本人選手10人を、年代順に紹介します。

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NBAサマーリーグに出場した日本人選手は10人

2026年大会終了時点で、NBAサマーリーグの試合に出場した日本人選手は以下の10人です。

選手初出場出場回数サマーリーグ所属チーム
田臥勇太2003年4回マーベリックス、サンズ、マーベリックス、ネッツ
川村卓也2009年1回サンズ
竹内公輔2010年1回ティンバーウルブズ
富樫勇樹2014年1回マーベリックス
渡邊雄太2018年2回ネッツ、グリズリーズ
八村塁2019年1回ウィザーズ
比江島慎2019年1回ペリカンズ
馬場雄大2019年3回マーベリックス、ウォリアーズ、ニックス
河村勇輝2025年2回ブルズ、ペイサーズ
富永啓生2025年1回ペイサーズ

延べ出場回数は17回。

最も多く出場しているのは田臥勇太の4回で、馬場雄大が3回、渡邊雄太と河村勇輝が2回で続いています。

なお、「サマーリーグのチームに参加・登録されたものの、実際の試合には出場していないケース」は、この10人には含めていません。


田臥勇太|日本人初のNBAサマーリーグ挑戦

日本人のNBAサマーリーグ挑戦の歴史は、田臥勇太から始まりました。

田臥は2003年にダラス・マーベリックスのサマーリーグに参加。

これが日本人選手によるNBAサマーリーグへの挑戦の始まりです。

その後も、

  • 2004年:フェニックス・サンズ
  • 2006年:ダラス・マーベリックス
  • 2008年:ニュージャージー・ネッツ

でサマーリーグに参加しました。

田臥は4度にわたってNBAサマーリーグに挑戦したことになります。2006年のマーベリックス、2008年のネッツでの参加についても当時の記録が残っています。

そして田臥にとってサマーリーグは、単なる挑戦の場ではありませんでした。

2003年のサマーリーグを経験した後、デンバー・ナゲッツのプレシーズンに参加。翌2004年にはフェニックス・サンズと契約し、NBA開幕ロスター入りを果たします。

2004年11月3日のアトランタ・ホークス戦では、日本人選手として初めてNBA公式戦のコートに立ちました。

つまり田臥は、

サマーリーグ挑戦 → NBA契約 → NBA公式戦出場

という道を実際に切り開いた、日本バスケットボール界のパイオニアです。


川村卓也|2009年にサンズで挑戦

田臥に続いてサマーリーグに挑戦した日本人選手が川村卓也です。

2009年、フェニックス・サンズのサマーリーグメンバーに追加登録されました。

当時の川村は日本代表としても活躍しており、NBA入りを目指してアメリカで練習を続けながらサマーリーグに挑戦しました。

サマーリーグでは1試合に出場。

4分24秒の出場で0得点

という記録でした。

出場時間は限られましたが、日本人選手としてNBAを目指す道を切り開いた一人であることに変わりありません。


竹内公輔|日本人初のビッグマンとして挑戦

2010年には竹内公輔がミネソタ・ティンバーウルブズのサマーリーグチームに加わりました。

当時25歳だった竹内は、205cmの長身を生かしたリバウンドを武器としており、日本人ビッグマンとしてNBA挑戦に臨みました。

サマーリーグでは3試合に出場。

合計14分46秒、2得点、3リバウンド

という成績でした。

竹内本人は後に、NBAサマーリーグについて「周りの若い選手たちの身体能力の高さに衝撃を受けた」と振り返っています。

日本国内ではトップクラスだった選手でも、NBAを目指す選手たちが集まると、さらに別次元の身体能力が求められる。

サマーリーグは、そんな世界との差を体感する場所でもありました。


富樫勇樹|167cmの小さなガードがNBAに挑戦

2014年には富樫勇樹がダラス・マーベリックスのサマーリーグに出場しました。

当時20歳だった富樫の身長は167cm前後。

NBAを目指す選手としては非常に小柄でしたが、持ち前のスピードを武器にサマーリーグへ挑戦しました。

4試合に出場し、

  • 16得点
  • 6リバウンド
  • 1アシスト
  • 2スティール

を記録しています。

出場時間は合計36分30秒。

短い出場時間の中で得点を重ね、NBA入りへのアピールに成功しました。

結果的にNBA公式戦への出場には至りませんでしたが、富樫の挑戦は「日本人の小柄なガードでもNBAを目指せる」という可能性を示したものとなりました。


渡邊雄太|サマーリーグからNBAへ

2018年にサマーリーグへ登場したのが渡邊雄太です。

渡邊はブルックリン・ネッツの一員として5試合に出場。

平均9.4得点、4.2リバウンド、1.2アシスト、1.6ブロック

を記録しました。

その後メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結び、2018年10月にはNBA公式戦デビュー。

日本人選手として、田臥勇太に続くNBAへの道を切り開きました。

さらに2019年にはグリズリーズのサマーリーグチームに再び参加。

4試合で、

59得点、29リバウンド、6アシスト

を記録しています。

渡邊はサマーリーグを一度経験して終わるのではなく、その後もNBAの舞台でプレーを続けた代表的な成功例です。


八村塁|2019年にサマーリーグを席巻

2019年は、日本人選手のNBA挑戦にとって特別な年でした。

その中心となったのが八村塁です。

八村は2019年NBAドラフトでワシントン・ウィザーズから全体9位指名を受け、日本生まれの選手として初めてNBAドラフト1巡目で指名された選手となりました。

その直後、ウィザーズの一員としてサマーリーグに出場。

3試合で、

  • 19.3得点
  • 7.0リバウンド
  • 1.7ブロック
  • FG成功率50.0%

という好成績を残しました。

さらに、サマーリーグの「All-MGM Resorts NBA Summer League Second Team」に選出されています。

ドラフト1巡目指名選手としての期待に、サマーリーグでもしっかり応えた形です。


比江島慎|日本代表のエースがNBAに挑戦

八村と同じ2019年、ニューオーリンズ・ペリカンズのサマーリーグチームに入ったのが比江島慎です。

当時28歳。

日本代表でも中心選手として活躍していた比江島にとって、NBAサマーリーグは大きな挑戦でした。

2試合に出場し、

合計10分19秒、0得点、1スティール

という記録を残しています。

得点という結果こそ残せませんでしたが、比江島本人は後に、アメリカ代表と対戦する前にNBAサマーリーグでアメリカのバスケットボールを経験できたことが大きかったと振り返っています。


馬場雄大|3度のサマーリーグ挑戦

馬場雄大は、田臥勇太に次いで多くNBAサマーリーグに出場している日本人選手です。

これまで、

  • 2019年:ダラス・マーベリックス
  • 2022年:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
  • 2025年:ニューヨーク・ニックス

の3度出場しています。

2019年

マーベリックスでは4試合に出場し、

16得点、9リバウンド、1アシスト、3スティール、1ブロック

を記録。

その後、マーベリックス傘下のGリーグチーム、テキサス・レジェンズとの契約につながりました。

2022年

ウォリアーズでは4試合に出場し、

11得点、11リバウンド、1アシスト

を記録。

2025年

ニックスでは再びサマーリーグの舞台に立ちました。

2025年は河村勇輝、富永啓生とともに、日本人選手3人が同じ大会に参加しています。

何度NBAの舞台に挑戦しても、再びサマーリーグに戻ってくる。

馬場は、日本人選手の中でも特にNBAへの挑戦を続けている選手の一人です。


2019年は日本人4人が同時出場

日本人のNBAサマーリーグ挑戦史を語るうえで、2019年は外せません。

この年は、

  • 八村塁
  • 渡邊雄太
  • 馬場雄大
  • 比江島慎

の4人が同じサマーリーグに参加しました。

しかも4人全員が、その年のFIBAワールドカップ日本代表メンバー。

サマーリーグ期間中には4人が食事をともにし、日本代表やワールドカップについて語り合っていたことも紹介されています。

日本人選手がこれほど多く同時にNBAサマーリーグの舞台に立ったことは、それまでありませんでした。

そして、この2019年の経験は、その後の日本代表にもつながっていきます。

まさに日本バスケットボール界にとって、大きな転換点となった年でした。


河村勇輝|2025年から2年連続で出場

2025年には、新たな日本人選手がサマーリーグに登場します。

河村勇輝です。

2025年、河村はシカゴ・ブルズのサマーリーグチームに所属。

5試合で、

平均10.2得点、6.2アシスト、2.4リバウンド、2.2スティール

を記録しました。

特に最終戦となったユタ・ジャズ戦では、

20得点、10アシスト、2スティール

というダブルダブルを記録。

この活躍も評価され、サマーリーグ終了後にブルズとの2ウェイ契約を勝ち取りました。

そして2026年、河村は今度はインディアナ・ペイサーズのサマーリーグチームに参加。

ペイサーズの公式ロスターにも河村の名前が掲載されました。

2026年大会では5試合に出場し、

平均8.2得点、4.8アシスト、1.8リバウンド

を記録。

最終戦では5得点に加えて12アシスト、5リバウンドを記録するなど、得点だけではなくゲームメイクでも存在感を示しました。

2025年、2026年と2年連続でサマーリーグに出場したことで、河村も日本人選手の中で複数回出場する選手の仲間入りを果たしました。


富永啓生|2025年にペイサーズで挑戦

2025年には、富永啓生もNBAサマーリーグに初めて出場しました。

所属はインディアナ・ペイサーズ。

大学時代から高い3ポイントシュート能力で知られた富永にとって、NBAサマーリーグは自身のシュート力をアピールする舞台となりました。

2025年大会では3試合に出場。

最終戦となったニューオーリンズ・ペリカンズ戦では、

12得点、1リバウンド

を記録しています。

2025年の大会には河村勇輝、馬場雄大、富永啓生の3人が出場。

2019年以来となる「日本人選手が複数人参加するサマーリーグ」となりました。


日本人選手のNBAサマーリーグ出場歴まとめ

改めて、2026年大会終了時点の歴代日本人選手をまとめると以下のようになります。

選手チーム出場
田臥勇太2003ダラス・マーベリックス
田臥勇太2004フェニックス・サンズ
田臥勇太2006ダラス・マーベリックス
田臥勇太2008ニュージャージー・ネッツ
川村卓也2009フェニックス・サンズ
竹内公輔2010ミネソタ・ティンバーウルブズ
富樫勇樹2014ダラス・マーベリックス
渡邊雄太2018ブルックリン・ネッツ
八村塁2019ワシントン・ウィザーズ
渡邊雄太2019メンフィス・グリズリーズ
馬場雄大2019ダラス・マーベリックス
比江島慎2019ニューオーリンズ・ペリカンズ
馬場雄大2022ゴールデンステイト・ウォリアーズ
河村勇輝2025シカゴ・ブルズ
馬場雄大2025ニューヨーク・ニックス
富永啓生2025インディアナ・ペイサーズ
河村勇輝2026インディアナ・ペイサーズ

延べ17回、選手数は10人。

この数字を見るだけでも、日本人選手のNBA挑戦が少しずつ積み重なってきたことが分かります。


田臥勇太から河村勇輝へ。日本人のNBA挑戦は次の段階へ

日本人選手によるNBAサマーリーグへの挑戦は、2003年の田臥勇太から始まりました。

当時は、日本人選手がNBAのコートに立つこと自体が大きなニュースでした。

しかし現在では、NBAサマーリーグに挑戦する日本人選手は珍しい存在ではなくなっています。

2019年には4人が同時に出場。

2025年には河村勇輝、馬場雄大、富永啓生の3人が参加し、2026年には河村が2年連続でサマーリーグの舞台に立ちました。

もちろん、サマーリーグに出場したからといってNBA契約を勝ち取れるわけではありません。

それでも、NBAチームのコーチやスカウトに直接プレーを見てもらい、自分の実力を証明できるサマーリーグは、NBAを目指す選手にとって非常に重要な舞台です。

田臥勇太が最初に開いた扉を、渡邊雄太、八村塁、馬場雄大、河村勇輝らがさらに広げてきました。

そして今後、この10人に続いてNBAサマーリーグのコートに立つ日本人選手が現れるのか。

日本人選手のNBA挑戦は、これからも続いていきます。


出典・参考資料

  • NBA公式:NBA Summer League
  • NBA公式:Rui Hachimura
  • NBA公式:Yuki Kawamura
  • NBA G League公式:Yuki Kawamura
  • FIBA公式「2019年NBAサマーリーグの意味」
  • バスケットボールキング「河村参戦のNBAサマーリーグで“日本人対決”の可能性」
  • Sporting News「NBAサマーリーグ2025日本人選手結果・成績まとめ」
  • 日本オリンピック委員会(JOC)「田臥勇太選手インタビュー」
  • ENEOS「田臥勇太選手プロフィール」
  • 日刊スポーツ「川村がサマーリーグ参戦、NBA目指す」
  • 日刊スポーツ「竹内公輔がウルブズのメンバー入り」

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