ついに組み合わせが決まったウインターカップ2021。
今年も1回戦から福大大濠と開志国際があたるなど、見どころ満載のトーナメントの組み合わせとなっています。
こちらではウインターカップ出場の60校の中から、注目のチームを10校ご紹介していきたいと思います!
概要
注目校を見ていく前に、そもそもの今大会の概要をおさらいしておきたいと思います。
日程は、2021年12月23日(木)~2021年12月29日(水)。
場所は東京体育館(メイン)、駒沢オリンピック公園運動場体育館(サブ)にて行われる。
参加チームは各都道府県予選を勝ち抜いた47校に、インターハイの優勝校 中部大学第一(愛知)、準優勝校 帝京長岡(新潟)の所属する愛知、新潟からはさらに1校が出場可能。
さらに、北海道、東北、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の各ブロックを優勝したチームが所属する都道府県からはさらに1校が、関東ブロックにおいては優勝、準優勝が所属する都道府県からそれぞれ1校が参加資格を得る。(北海道=北海道、東北=宮城、北信越=新潟、東海=愛知、近畿=京都、中国=広島、四国=高知、九州=福岡※、関東=群馬、東京)
※ ブロック大会中止に伴う推薦による
さらにさらに、開催地である東京はもう1校出場可能となっている。
まとめると、
愛知、新潟、東京は3校
北海道、宮城、京都、広島、高知、福岡 からは2校
その他の都道府県は1校
計60チームによるトーナメント戦が、2021年のウインターカップとなります!
今大会注目の10校
①中部大学第一
夏・冬の2冠達成がかかる今大会の第一シード校。
IHで初の全国優勝を果たした中部第一。留学生のセンター、190cm超えのウイング陣、ハンドリングとスピードを備えたPGと、バランスよく戦力が揃ったスタートメンバーに加え、控えの層も厚い。
②仙台大学附属明成
昨年の優勝校。大会2連覇がかかる優勝候補。
IHではベスト4に終わってしまった明成。U19日本代表選手、山﨑一渉、菅野ブルースを中心に190cm以上のサイズのある選手が揃っている。前回の大会で見せてくれた土壇場の勝負強さを今年も是非見せて欲しい!
③福岡第一
堅守速攻が持ち味の、ウインターカップ優勝常連校。
IHでは県予選でライバル福大大濠に敗れ全国大会出場を逃した第一だが、WC予選では見事にリベンジを果たした。河村勇輝ゆずりのスピードとノールックパスが持ち味の2年生PG、轟琉維選手が注目。
今大会で王座奪還を狙う!
④帝京長岡
IH準優勝の帝京長岡。
県予選では力を増した開志国際を退け高い実力が健在であることを示した。
高校生離れしたフィジカルの強さと、エース島倉欧佑の得点力は注目。今大会を制し、初の全国制覇を成し遂げることができるか!?
⑤福岡大学附属大濠
数多くのプロ選手を輩出する福岡の古豪。
今年はU19日本代表にも選ばれた岩下准平、川島悠翔をはじめとする将来有望な選手達が集まっている。今大会では1回戦から厳しい戦いが続いていくことになるが、そこを勝ち進んで福岡第一と決勝を戦うことになれば、ファンとしてはとても面白い展開のはず。
⑥開志国際
IHでは優勝校、中部第一と一番惜しい試合をしたという声も多く聞かれる開志国際。
県予選でもIH準優勝の帝京長岡に対し好ゲームを演じた。注目は2年生エースの介川アンソニー翔選手!今大会、初戦から対戦する福大大濠とは、一昨年にも2回戦で相まみえ、激闘の末に敗戦を喫している。その時のリベンジを果たして、今大会で初の冬の王者に輝くことはできるのか!?
⑦和歌山南陵
創部からわずか二年でIHに続いて、今大会も全国の舞台に歩みを進めた和歌山南陵。
注目はナイジェリアのアンダーカテゴリーの代表選手である留学生、デイビッド選手。
三年生のいない、一・二年生だけのチームでどこまで勝ち進めるのか!?
今後の活躍にも期待がかかるチームです!
⑧北陸
上位入賞常連の古豪。
スピードと外からのシュートが強みのチーム。無情にも不戦敗となったIHの分も、WCで思う存分暴れて欲しいチーム。順当に1回戦を突破すれば、昨年の王者、明成とあたる。
昨年の大会では準決勝で惜しくも1ゴール差で敗れた相手に、果たしてリベンジできるか!?
⑨洛南
冬に強さを発揮してきた経緯から、冬の洛南の異名をとる京都の古豪。
基本に忠実な堅実なバスケットを展開する洛南。卓越した司令塔、岩屋頼、シューターの大西一輝、昨年より一回り身体が大きくなった印象の星川開聖が注目。
1回戦を突破するとぶつかる、優勝候補・中部第一を突破することができるか!?
⑩東山
昨年のWCで明成との死闘の末、準優勝に甘んじた東山。
チームの絶対的な中心であった選手達が抜け、新体制で試合に臨む東山。
留学生がいなくなり高さのアドバンテージが無くなったのは手痛いところだが、 エースの西部秀馬の活躍に期待が集まる。
まとめ
①中部大学第一、②仙台大学附属明成、③福岡第一、④帝京長岡 のシード4校は、過去の実績や予選の内容を見ても、まさに別格の強さ。
順当にいけばベスト4はこの4校になることでしょう。疑う余地のない優勝候補です。
そして、個人的にこの4校に対抗できる力を持っていると思うのが、⑤福岡大学附属大濠、⑥開志国際。
な・ん・で・す・が、
この2校は奇しくも1回戦で激突することが決まっており、どちらかが早々に退場する運命にあります。
果たしてインターハイの覇者であり優勝候補の筆頭、中部大学第一に挑戦する切符を手にするのはどちらか!?まさに1回戦で最も注目される1戦です!
直近10年間の戦績では、2011年を除いて優勝しているのは明成と福岡第一のどちらかだけ。
果たして今年、そんなウインターカップの歴史が変わるのか否か!?注目です!
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