「インターハイやウインターカップとは何が違う?」
「2026年の国体バスケはいつ、どこで開催される?」
そんな疑問を持っている人に向けて、国民スポーツ大会(国体)のバスケットボール競技について紹介します。
現在の正式名称は「国民スポーツ大会」です。
2023年まで使用されていた「国民体育大会」から名称が変更され、2024年の第78回大会から「国民スポーツ大会」という名称になりました。
一方で、現在も「国体」という呼び方が広く使われています。
バスケットボール競技では、少年男子・少年女子だけでなく、成年男子・成年女子も行われ、都道府県代表チームがトーナメントで優勝を争います。
2026年は青森県で「青の煌めきあおもり国スポ」が開催され、バスケットボール競技は10月15日から19日まで行われます。
この記事では、国民スポーツ大会のバスケットボール競技の仕組みから、2026年大会の開催日程、会場、出場都道府県、組み合わせまでまとめます。
国民スポーツ大会(国体)とは?
国民スポーツ大会は、日本スポーツ協会(JSPO)、文部科学省、開催都道府県などが主催する国内最大規模の総合スポーツ大会です。
2023年までの正式名称は「国民体育大会」でしたが、2024年の第78回大会から「国民スポーツ大会」に変更されました。
略称は「国スポ」です。
ただし、以前から使われてきた「国体」という呼び方も現在まで広く残っています。
そのため、バスケットボールについて検索すると「国体 バスケ」「国体 バスケットボール」といった言葉も多く使われています。
この記事では、現在の正式名称である「国民スポーツ大会」と、一般的に使われる「国体」の両方を使用します。
国体のバスケットボールは4つの種別で行われる
国民スポーツ大会のバスケットボール競技では、以下の4種別が実施されます。
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 成年男子 | 成年男子の都道府県代表 |
| 成年女子 | 成年女子の都道府県代表 |
| 少年男子 | 少年男子の都道府県代表 |
| 少年女子 | 少年女子の都道府県代表 |
4種別とも都道府県対抗のトーナメント方式で行われます。
2026年大会では、成年男子・成年女子がそれぞれ16都道府県、少年男子・少年女子がそれぞれ24都道府県が出場します。
なお、3位決定戦は実施されません。
そのため、準決勝で敗れた2チームがそれぞれ3位となります。
国体バスケは「都道府県代表」で戦う
国民スポーツ大会のバスケットボールを理解するうえで重要なのが、都道府県代表として戦う大会であることです。
インターハイやウインターカップなど、高校単位で出場する全国大会とは仕組みが異なります。
国スポでは、各都道府県が代表チームを編成して大会に出場します。
チームの編成方法は、単独チーム、補強、選抜のいずれかが認められています。
そのため、普段は別々の学校やチームでプレーしている選手が、同じ都道府県の代表としてチームを組むことがあります。
ユニフォームにも都道府県名を表示することが定められています。
国体バスケの出場チームはどうやって決まる?
本大会に出場するためには、各都道府県で予選を行い、その後に各ブロック大会を勝ち抜く必要があります。
北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の各ブロックから本大会への出場枠が設定されています。
また、開催県には各種別1枠が与えられます。
2026年大会では、最終的に以下の出場枠となっています。
| 種別 | 出場都道府県数 |
|---|---|
| 成年男子 | 16 |
| 成年女子 | 16 |
| 少年男子 | 24 |
| 少年女子 | 24 |
少年カテゴリーの方が出場チーム数が多いことも、国体バスケの特徴です。
少年男子・少年女子の出場資格
2026年大会の少年男子・少年女子では、中学3年生を含む2010年1月1日から2012年4月1日までに生まれた選手が出場できます。
登録選手は各チーム12名です。
また、中学3年生の出場については「1名以上が望ましい」とされています。
つまり、2026年の国スポ少年バスケは高校生だけを対象にした大会ではありません。
中学3年生も出場可能です。
外国籍競技者についても参加規定が設けられており、少年種別では登録人数やオンコート人数に制限があります。
成年男子・成年女子の出場資格
成年男子・成年女子では、2009年12月31日以前に生まれた選手が参加できます。
成年男子の登録選手は12名、成年女子は11名です。
また、高校2・3年生の選手についても一定の条件のもとで成年種別への参加が認められています。
ただし、成年男子・成年女子ともに高校2・3年生だけでチームを編成することはできず、登録人数にも上限があります。
また、成年種別では「大学の所在地」を所属都道府県の条件として利用することはできません。
具体的な所属都道府県の条件については、その年度の国民スポーツ大会実施要項を確認する必要があります。
2026年国体バスケは青森県で開催
2026年の国民スポーツ大会は、青森県で開催されます。
大会名称は、
第80回国民スポーツ大会「青の煌めきあおもり国スポ」
です。
バスケットボール競技は2026年10月15日(木)から10月19日(月)までの5日間にわたって開催されます。
ただし、4種別すべてが5日間フルで試合を行うわけではありません。
成年男子・成年女子は10月15日に1回戦、10月16日に準々決勝、10月17日に準決勝、10月18日に決勝を行います。
少年男子・少年女子は10月15日に1回戦、10月16日に2回戦、10月17日に準々決勝、10月18日に準決勝、10月19日に決勝を行います。
2026年国体バスケの日程
| 日程 | 成年男子 | 成年女子 | 少年男子 | 少年女子 |
|---|---|---|---|---|
| 10月15日(木) | 1回戦 | 1回戦 | 1回戦 | 1回戦 |
| 10月16日(金) | 準々決勝 | 準々決勝 | 2回戦 | 2回戦 |
| 10月17日(土) | 準決勝 | 準決勝 | 準々決勝 | 準々決勝 |
| 10月18日(日) | 決勝 | 決勝 | 準決勝 | 準決勝 |
| 10月19日(月) | ― | ― | 決勝 | 決勝 |
成年男子・成年女子は4日間、少年男子・少年女子は5日間の日程です。
2026年国体バスケの会場
2026年のバスケットボール競技は、青森県内4市の4会場で開催されます。
| 種別 | 開催市 | 会場 |
|---|---|---|
| 成年男子 | 八戸市 | 八戸市東体育館 |
| 成年女子 | むつ市 | むつマエダアリーナ |
| 少年男子 | 十和田市 | 十和田市総合体育センター |
| 少年女子 | 三沢市 | 三沢市国際交流スポーツセンター |
種別ごとに会場が分かれているため、複数カテゴリーを観戦する場合は移動にも注意が必要です。
2026年国体バスケの出場都道府県
成年男子
成年男子は16都道府県が出場します。
- 東京都
- 青森県
- 宮崎県
- 愛媛県
- 茨城県
- 北海道
- 福岡県
- 京都府
- 三重県
- 大阪府
- 沖縄県
- 山形県
- 神奈川県
- 福井県
- 岡山県
- 秋田県
成年女子
成年女子も16都道府県が出場します。
- 山形県
- 沖縄県
- 東京都
- 北海道
- 福岡県
- 山梨県
- 兵庫県
- 愛媛県
- 岡山県
- 福井県
- 栃木県
- 鹿児島県
- 岐阜県
- 青森県
- 秋田県
- 滋賀県
少年男子
少年男子は24都道府県が出場します。
- 福岡県
- 千葉県
- 熊本県
- 秋田県
- 青森県
- 埼玉県
- 愛知県
- 岐阜県
- 福島県
- 北海道
- 岡山県
- 佐賀県
- 東京都
- 兵庫県
- 宮城県
- 沖縄県
- 新潟県
- 京都府
- 茨城県
- 神奈川県
- 鳥取県
- 石川県
- 高知県
- 愛媛県
- 大阪府
- 香川県
※上記はJBAが公開した組み合わせ表に記載された出場都道府県です。
少年女子
少年女子は24都道府県が出場します。
- 青森県
- 岐阜県
- 神奈川県
- 大分県
- 島根県
- 北海道
- 東京都
- 石川県
- 高知県
- 京都府
- 宮城県
- 福岡県
- 岡山県
- 千葉県
- 静岡県
- 山形県
- 宮崎県
- 兵庫県
- 鹿児島県
- 茨城県
- 愛媛県
- 大阪府
- 福井県
- 福島県
※上記はJBAが公開した組み合わせ表に記載された出場都道府県です。
2026年国体バスケの組み合わせ
JBAは2026年9月7日に、第80回国民スポーツ大会バスケットボール競技の組み合わせを発表しました。
成年男子・成年女子と、少年男子・少年女子でそれぞれ組み合わせ表が公開されています。
成年男子1回戦
| 対戦 | 日程 |
|---|---|
| 東京都-青森県 | 10月15日 |
| 宮崎県-愛媛県 | 10月15日 |
| 茨城県-北海道 | 10月15日 |
| 京都府-福岡県 | 10月15日 |
| 三重県-大阪府 | 10月15日 |
| 沖縄道-山形県 | 10月15日 |
| 神奈川県-福井県 | 10月15日 |
| 岡山県-秋田県 | 10月15日 |
勝ち上がった8チームが10月16日の準々決勝に進みます。
成年女子1回戦
| 対戦 | 日程 |
|---|---|
| 山形県-沖縄県 | 10月15日 |
| 愛媛県-東京都 | 10月15日 |
| 岡山県-北海道 | 10月15日 |
| 福岡県-山梨県 | 10月15日 |
| 兵庫県-鹿児島県 | 10月15日 |
| 岐阜県-青森県 | 10月15日 |
| 秋田県-福井県 | 10月15日 |
| 栃木県-滋賀県 | 10月15日 |
少年男子1回戦
少年男子は24チームが出場するため、1回戦を行った後、2回戦からシードチームが加わる形になっています。
1回戦の組み合わせは以下の通りです。
| 対戦 | 日程 |
|---|---|
| 千葉県-石川県 | 10月15日 |
| 香川県-大阪県 | 10月15日 |
| 愛知県-福島県 | 10月15日 |
| 北海道-岡山県 | 10月15日 |
| 熊本県-京都府 | 10月15日 |
| 鳥取県-新潟県 | 10月15日 |
| 岐阜県-愛媛県 | 10月15日 |
| 宮城県-沖縄県 | 10月15日 |
少年男子2回戦
1回戦の勝者に加えて、以下の都道府県が2回戦から登場します。
- 福岡県
- 秋田県
- 埼玉県
- 佐賀県
- 東京都
- 青森県
- 兵庫県
- 茨城県
2回戦は10月16日に行われます。
少年女子1回戦
少年女子も24チームが出場するため、1回戦を行った後、2回戦からシードチームが加わる形になっています。
| 対戦 | 日程 |
|---|---|
| 神奈川県-青森県 | 10月15日 |
| 大分県-島根県 | 10月15日 |
| 宮城県-福岡県 | 10月15日 |
| 石川県-高知県 | 10月15日 |
| 静岡県-岡山県 | 10月15日 |
| 山形県-宮崎県 | 10月15日 |
| 福井県-福島県 | 10月15日 |
| 茨城県-愛媛県 | 10月15日 |
少年女子は24チームによるトーナメントのため、12試合の1回戦が行われます。
少年女子2回戦
1回戦の勝者に加えて、以下の都道府県が2回戦から登場します。
- 岐阜県
- 北海道
- 東京都
- 京都府
- 千葉県
- 兵庫県
- 鹿児島県
- 大阪府
2回戦は10月16日に行われます。
国体バスケはインターハイやウインターカップと何が違う?
高校バスケを見る人にとって、国体とインターハイ、ウインターカップの違いは分かりにくいかもしれません。
大きな違いは、どの単位でチームを編成して戦うのかです。
| 大会 | 主なチーム単位・特徴 |
|---|---|
| インターハイ | 高校単位 |
| ウインターカップ | 高校単位 |
| 国民スポーツ大会 | 都道府県代表 |
| U18日清食品トップリーグ | U18世代のチームによるリーグ戦 |
国スポでは、高校の全国大会とは違って都道府県代表として戦います。
例えば、普段は別々の高校に所属している選手が、同じ都道府県の代表チームとしてプレーすることがあります。
また、成年カテゴリーでは高校卒業後の選手も出場するため、高校バスケだけでは見ることのできない選手の組み合わせが生まれます。
「高校バスケ3大タイトル」の一つではないの?
以前の高校バスケットボールでは、インターハイ、国体、ウインターカップを「高校バスケ3大タイトル」と表現することがありました。
しかし、現在は高校バスケットボールを取り巻く大会環境そのものが変化しています。
特にU18世代では、U18日清食品トップリーグが創設され、全国の強豪チームがリーグ戦で対戦する仕組みが整備されています。
そのため、現在の高校バスケットボールを「3大タイトル」という一つの枠組みだけで説明するのは難しくなっています。
国民スポーツ大会についても、現在は「高校バスケの3大タイトルの一つ」と考えるより、都道府県代表として競う国民スポーツ大会のバスケットボール競技として見る方が実態に近いでしょう。
2026年国体バスケの注目ポイント
2026年大会で注目したいのは、4つのカテゴリーがそれぞれ異なる日程・会場で行われることです。
特に少年男子・少年女子では中学3年生も出場資格があるため、高校生だけではない選手構成になります。
また、各都道府県が単独チーム、補強、選抜のいずれかの方法でチームを編成できるため、都道府県ごとにチーム作りの形が異なる点も国スポならではです。
普段の高校バスケではライバルとして対戦している選手が、国スポでは同じ都道府県のユニフォームを着て戦うこともあります。
2026年国体バスケのまとめ
2026年の国民スポーツ大会「青の煌めきあおもり国スポ」では、バスケットボール競技が10月15日から19日まで開催されます。
大会の概要をまとめると、以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 第80回国民スポーツ大会 |
| 愛称 | 青の煌めきあおもり国スポ |
| 競技 | バスケットボール |
| 開催期間 | 2026年10月15日~19日 |
| 成年男子 | 16都道府県 |
| 成年女子 | 16都道府県 |
| 少年男子 | 24都道府県 |
| 少年女子 | 24都道府県 |
| 成年男子会場 | 八戸市東体育館 |
| 成年女子会場 | むつマエダアリーナ |
| 少年男子会場 | 十和田市総合体育センター |
| 少年女子会場 | 三沢市国際交流スポーツセンター |
| 方式 | 都道府県対抗トーナメント |
| 3位決定戦 | 実施なし |
国民スポーツ大会のバスケットボールは、インターハイやウインターカップとは違い、都道府県代表として戦うことが大きな特徴です。
2026年大会では青森県内4市を舞台に、成年男子・成年女子・少年男子・少年女子の4カテゴリーで全国の代表チームが優勝を争います。
出典
- 公益財団法人日本バスケットボール協会「第80回国民スポーツ大会 バスケットボール競技 実施要項」
- 公益財団法人日本バスケットボール協会「第80回国民スポーツ大会(青森大会)バスケットボール競技 組み合わせ」
- 青の煌めきあおもり国スポ公式サイト
- 公益財団法人日本スポーツ協会「国民スポーツ大会」
- JBA公式サイト U18カテゴリー
※本記事の情報は2026年9月16日時点の公式発表をもとにしています。大会日程、組み合わせ、参加チーム等は変更される場合があります。最新情報は大会公式サイト・JBA公式サイトをご確認ください。
