高校3大タイトルの一つ、国体ってどんな大会?大会の特徴を解説!

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高校バスケ

どうも。のみとむです。
高校バスケットと言えば、冬のウインターカップに夏のインターハイという二つの大会が、よく耳にすること大きな大会になるかと思いますが、10月にはその二つの大会と並び高校3大タイトルの一つに数えられる「国体」が開催されます。
今回はその国体にスポットを当てていきたいと思います。

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国民体育大会通称国体

ウインターカップとインターハイと並んで高校3大タイトルの一つに数えられる大会、それが国体です。
国体の歴史は長く、今度の10月に開催される大会が第75回目の大会となります。

国体が他の二つの大会と大きく異なる点は、大会に出場するチームの編成にあります。
国体は各学校ごとにによるトーナメントで競われるのではなく、都道府県別のチーム編成によってトーナメントを戦っていくことになります。
そのため、各都道府県毎の即席の代表メンバーによって優勝争いが繰り広げられるため、短期間でいかにチームを作りあげられるかに加えて、個々の能力が勝敗を大きく左右することになります。
加えて、昨年の大会から出場できる選手が1年生と2年生だけに限られるという制限が設けられたことも、この大会の大きな特徴となっています。
(正確には高校2年生の早生まれまでが出場できるU16カテゴリーの規定で、中学生も出場可能)

第74回国民体育大会

昨年の第74回目の大会では、各都道府県の代表選手が熱い戦いを繰り広げました。
昨年の結果は、優勝:福岡準優勝:宮城3位:京都4位:茨城 という結果になりました。
福岡は福岡第一と福大大濠という全国でも1,2位を争う2校を擁する県なので納得ですが、河村勇輝や小川麻斗、横地聖真、木林優、スティーブといった昨年のウインターカップベスト5の選手達が不在の中でもしっかりと優勝をもぎ取るあたり、レベルの違いを感じずにはいられません。

正直な話、この大会に出場している世代では、明成の主力として力を振るっているオールラウンダー達が所属する準優勝の宮城、洛南と東山という全国トップクラスの強豪校を擁する3位の京都が優勝候補かと予想していた方々も少なくなかったのではないでしょうか。
最上級生にスター選手が固まっていて、中々1,2年生がプレータイムを得難い状況であるにもかかわらず優勝を果たした福岡は、バスケ王国の呼び名が伊達ではないことを証明したと言えるのではないかと思います。

第75回国民体育大会

昨年の福岡の優勝から、チームも新しくなり国体は次で75回目の開催を控えております。皆さまもご存知の通り、今年はインターハイが中止になってしまったという経緯もあり、国体もまだまだ開催が危ぶまれる時期かとは思いますが、開催されるのであれば例年とはまた違った特別な意味を持つ大会になるのではないかなと感じております。
個人的には日々の練習の成果を発揮する貴重な機会を無くした最上級生達が出場できるような特別措置を検討いただけると、一部気持ち的にも救われる選手がいるのではないかなと思ったりしています。

さて、そんな特別措置がどうこうといった話は一先ず置いておくとして、例年通り1、2年生チームでの開催となった場合、優勝への最有力株はやはり宮城県と福岡県ではないかと思います。
宮城県は昨年の主力であった明成の選手達が当時1年生。1年間の経験値と練習の上積みがそのままプラスされて今年度は大会に臨めます。
そして福岡県については第一のハーパーアリ、大濠の間山浅井などの昨年優勝をした時の選手が全員出場できるというわけではありませんが、大濠の岩下や第一の佐藤涼成がいたりと、そこはさすがの選手層の厚さ。他のチームと比べればやはり1段上のレベルにあるチームではないかと思います。

まとめ

今回は国民体育大会、通称国体の動向について書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
もはや中学生が出場できる時点で高校生の3大タイトルとして数えるのはどうなのかという議論はとりあえず置いておくとして、単純に宮城が昨年からの成長を見せつけ優勝を手にするのか、福岡がいつの時代においても絶対的な王者として地位を不動のものとするのか、はたまた予想もしていないチームが割って入り新しい時代の幕開けを知らしめるのか、どんな結果になるのか楽しみではないですか!?

各都道府県のオールスターメンバーによる、普段は見れないチームにより争われる大会を是非楽しんで観戦しましょう!

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