世界各地域の強豪クラブが集まり、国際タイトルを争う「FIBAインターコンチネンタルカップ(FIBA Intercontinental Cup)」。
ヨーロッパや南北アメリカだけでなく、近年はアジア、アフリカ、オセアニアのクラブも参加するようになり、大会の規模は拡大しています。
2025年にはBリーグの宇都宮ブレックスが日本のクラブとして初めて出場。2026年にはNBA Gリーグの選抜チームが初優勝を果たしました。
しかし、NBAやユーロリーグの優勝チームが必ず出場するわけではありません。また、Bリーグのクラブが世界大会へ進むための仕組みも変化しています。
この記事では、FIBAインターコンチネンタルカップの概要、出場資格、開催時期、大会方式、歴代優勝チーム、日本クラブの出場実績まで詳しく解説します。
FIBAインターコンチネンタルカップとは?
FIBAインターコンチネンタルカップは、国際バスケットボール連盟(FIBA)が主催する男子クラブチームなどによる国際大会です。
各地域のクラブ大会優勝チームなどが参加し、地域を越えて世界の強豪と対戦します。
大会の歴史は1966年に始まり、開催中断や参加資格の変更を経て、現在の国際クラブ大会へと発展しました。
大会の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | FIBAインターコンチネンタルカップ |
| 英語名 | FIBA Intercontinental Cup |
| 主催 | FIBA |
| 創設 | 1966年 |
| 対象 | 男子クラブチームなど |
| 出場チーム数 | 6チーム(2026年) |
| 開催時期 | 近年は9月 |
| 2026年開催地 | 中国・北京 |
| 最多優勝クラブ | レアル・マドリード(5回) |
世界一のクラブを決める大会なのか?
FIBAインターコンチネンタルカップは、世界各地域の代表クラブが対戦する国際大会です。
ただし、世界中のすべての主要リーグの優勝チームが参加する大会ではありません。
例えば、NBA王者やユーロリーグ王者には、現在の大会制度で自動的に出場権が与えられるわけではありません。
そのため、NBAを含めた世界中の全クラブの頂点を決める大会というより、FIBAの国際クラブ大会体系における世界規模のタイトルと理解するのが適切でしょう。
出場チームと出場資格の仕組み
FIBAインターコンチネンタルカップには、各地域の国際クラブ大会優勝チームなどが参加します。
ただし、出場資格や参加枠は毎年完全に固定されているわけではありません。
実際に2025年と2026年では、参加クラブの選出方法に違いがありました。
各地域の代表クラブはどのように決まる?
| 地域・区分 | 主な出場資格・選出方法 |
|---|---|
| ヨーロッパ | BCL Europe優勝 |
| 南北アメリカ | BCL Americas優勝 |
| アフリカ | BAL優勝 |
| アジア | BCL Asia優勝(2025年) |
| オセアニア | オーストラリアNBL優勝(2025年) |
| 北米 | NBA G League United選抜 |
| 開催国・その他 | 開催国クラブなど(2026年) |
2025年大会では、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア、NBA Gリーグの6枠が設けられました。
一方、2026年大会にはBCL Asia優勝クラブやNBL優勝クラブは参加せず、中国のCBA王者と開催地のクラブが出場しています。
つまり、各地域の大会を制したからといって、すべての年度で同じように出場できるとは限りません。
ヨーロッパ|BCL Europe
ヨーロッパからは、FIBAが主催するバスケットボール・チャンピオンズリーグ(Basketball Champions League)の優勝チームが出場します。
2026年大会には、リトアニアのリタス・ヴィリニュスが出場しました。
なお、BCL Europeとユーロリーグ(EuroLeague)は別の大会です。
ヨーロッパ最高峰のクラブ大会として知られるユーロリーグの優勝チームが、FIBAインターコンチネンタルカップに自動出場する制度ではありません。
南北アメリカ|BCL Americas
南北アメリカからは、Basketball Champions League Americasの優勝クラブが代表として参加します。
2026年大会の出場チームは、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズです。
BCL Americasには、ブラジルやアルゼンチンなど、南北アメリカのクラブが参加しています。
アフリカ|BAL
アフリカからは、Basketball Africa League(BAL)の優勝チームが出場します。
BALはNBAとFIBAが協力して展開するアフリカのプロクラブリーグです。
2026年大会には、ルワンダのRSSBタイガースが参加しました。
アフリカ勢がFIBAインターコンチネンタルカップに初めて参加したのは2022年。世界規模の大会へ発展するうえで、大きな転換点となりました。
アジア|BCL Asia
アジアでは、Basketball Champions League Asia(BCL Asia)が重要な役割を担っています。
2025年にはBCL Asia優勝チームにFIBAインターコンチネンタルカップの出場権が与えられ、宇都宮ブレックスが出場しました。
しかし、2026年のBCL Asiaは延期された後、開催中止が決定。
このため、2026年大会ではBCL Asia王者が出場することはありませんでした。
代わって出場したのが、中国のCBA王者である上海シャークスです。
ただし、FIBAは上海シャークスをCBA王者として紹介しているものの、BCL Asia中止に伴う正式な代替枠として選出したとまでは明言していません。
【内部リンク:BCL Asiaとは?出場資格・大会方式・歴代結果を解説】
オセアニア|オーストラリアNBL
2024年と2025年には、オーストラリアのNBL優勝クラブが参加しました。
2024年はタスマニア・ジャックジャンパーズ、2025年はイラワラ・ホークスが出場しています。
2024年はオセアニアのクラブが初めて参加した大会でもありました。
一方、2026年にはNBL王者の出場枠は設けられていません。
NBA Gリーグ|NBA G League United
北米からは、NBA G League Unitedが参加しています。
NBA G League Unitedは、NBAの下部リーグであるGリーグに関係する選手で構成される選抜チームです。
通常のGリーグ所属クラブがリーグ優勝によって出場する仕組みとは異なります。
2024年と2025年には準優勝。2026年には3年連続の決勝進出を果たし、初優勝を飾りました。
Bリーグのクラブが出場するには?
日本のバスケットボールファンにとって気になるのが、Bリーグのクラブが世界大会へ出場するまでの道のりでしょう。
この仕組みは2026年から変更されました。
2025年までの出場ルート
2025年までは、直近のBリーグ年間王者がBCL Asiaへの出場権を獲得する仕組みでした。
2025年の宇都宮ブレックスは、次のルートで世界大会に進みました。
Bリーグ優勝 → BCL Asia出場 → BCL Asia優勝 → FIBAインターコンチネンタルカップ出場
宇都宮ブレックスは2024-25シーズンのBリーグで優勝し、BCL Asia 2025に出場。
決勝ではレバノンのアル・リヤディを94-93で破り、アジア王者に輝きました。
この優勝によって、宇都宮ブレックスはFIBAインターコンチネンタルカップ2025への出場権を獲得しました。
同年9月にシンガポールで開催された世界大会では、スペインのウニカハなどと対戦。
結果は6位でしたが、日本のクラブとして初めてFIBAインターコンチネンタルカップの舞台に立った歴史的な大会となりました。
2026年からEASLがBCL Asiaの予選に
2025年12月15日、BリーグはBCL Asiaへの出場チーム選考規定の変更を発表しました。
大きな変更点は、EASL(東アジアスーパーリーグ)がBCL Asiaの予選を兼ねる大会になったことです。
従来はBリーグ年間王者がBCL Asiaに出場していましたが、2026年からは直近のEASLに出場した日本クラブのうち、最上位クラブが出場権を獲得します。
日本だけでなく、韓国KBL、フィリピンPBAについても、EASLに参加した各国の最上位クラブがBCL Asiaへの出場権を獲得する仕組みです。
つまり、Bリーグのクラブが世界大会へ進むルートは次のように変わりました。
国内リーグ → EASL → BCL Asia → FIBAインターコンチネンタルカップ
ただし、BCL Asia優勝によるインターコンチネンタルカップへの出場資格については、各年度の大会規定によって確認する必要があります。
EASL優勝は必須ではない
ここで注意したいのが、BCL Asiaへの出場条件です。
2026年からの制度では、必ずしもEASLで優勝する必要はありません。
日本のEASL出場クラブの中で、最も上位の成績を残したチームがBCL Asiaへの出場権を獲得します。
例えば、EASLの決勝で日本のクラブが海外クラブに敗れた場合でも、その日本クラブが国内勢の最上位であればBCL Asiaに出場できる仕組みです。
EASLについては別の記事で詳しく紹介をしています。
関連記事:EASL(東アジアスーパーリーグ)とは?参加リーグ・Bリーグ出場条件・歴代優勝チームを徹底解説
宇都宮ブレックスは2026年もBCL Asia出場権を獲得
2026年3月20日、宇都宮ブレックスはEASL準決勝で琉球ゴールデンキングスに勝利しました。
この結果、日本の出場クラブの中で最上位となることが確定し、BCL Asia 2026への出場権を獲得。
さらに3月22日の決勝でも桃園パウイアン・パイロッツを破り、EASL王者となりました。
2025年に続き、再びアジア王者、そして世界大会への挑戦が期待されましたが、BCL Asia 2026は開催中止となりました。
BCL Asiaについては別の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:BCL Asiaとは?出場資格・大会方式・歴代優勝チームを解説!Bリーグから世界への道
BCL Asia 2026はなぜ中止された?
2026年のFIBAインターコンチネンタルカップを理解するうえで、BCL Asiaの開催中止は重要な出来事です。
当初は2026年6月に開催予定
BCL Asia 2026は当初、2026年6月に開催される予定でした。
しかし、5月29日にFIBAが中東情勢を考慮して開催延期を決定。
延期先として10月上旬が示されましたが、具体的な開催日程や開催地について調整が続けられていました。
9月8日に開催中止を発表
その後、2026年9月8日にBリーグがBCL Asia 2026の開催中止を発表しました。
発表された主な理由は次の通りです。
- 延期先の時期には、参加予定クラブの多くが国内リーグを開始していた
- 適切な競技環境や条件のもとで大会を実施することが困難になった
- 9月開催のFIBAインターコンチネンタルカップへの出場権を決めるという、本来の目的を果たせなくなった
特に3点目は、両大会の関係を理解するうえで重要です。
BCL Asiaはアジア王者を決めるだけでなく、FIBAインターコンチネンタルカップへの出場クラブを決める役割も担っていました。
しかし、大会が延期されたことで、世界大会の開催前にアジア王者を決定できなくなったのです。
2026年はCBA王者が出場
BCL Asiaが開催されなかった2026年、FIBAインターコンチネンタルカップには中国の上海シャークスが出場しました。
上海シャークスは中国のプロリーグCBAの王者として参加。
さらに開催地代表として、同じく中国の北京ロイヤルファイターズも出場しています。
結果として、2026年大会はBCL Asia王者やオーストラリアNBL王者が参加せず、中国から2クラブが出場する構成となりました。
ただし、上海シャークスの選出がBCL Asia中止に直接起因する代替措置だったのかについては、FIBAの公式発表で明確に説明されていません。
そのため、BCL Asia中止とCBA王者の参加を関連する出来事として整理しつつ、正式な代替措置と断定することは避ける必要があります。
開催時期・開催地・大会方式
FIBAインターコンチネンタルカップは、近年9月に開催されています。
2023年から2025年まではシンガポールで開催され、2026年から2028年までは中国・北京での開催が予定されています。
近年の開催地と開催時期
| 年 | 開催地 | 開催時期 |
|---|---|---|
| 2023年9月 | シンガポール | 9月 |
| 2024年 | シンガポール | 9月 |
| 2025年 | シンガポール | 9月18〜21日 |
| 2026年 | 中国・北京 | 9月22〜27日 |
| 2027年 | 中国・北京 | 開催予定 |
| 2028年 | 中国・北京 | 開催予定 |
2026年大会の方式
2026年大会には6チームが参加しました。
まず3チームずつの2グループに分かれ、グループ内で総当たり戦を実施。
各グループの上位2チームが準決勝に進出し、勝者が決勝で優勝を争いました。
- グループステージ:各チーム2試合
- 準決勝:各グループ上位2チームが進出
- 決勝:準決勝の勝者同士
- 3位決定戦:準決勝の敗者同士
- 5位決定戦:各グループ3位同士
なお、2025年大会は各グループの1位同士が直接決勝で対戦する方式でした。
2026年には準決勝が導入されており、大会方式が変更されています。
FIBAインターコンチネンタルカップ2026の出場チーム・結果
2026年大会は9月22日から27日まで、中国・北京の国家体育館(National Indoor Stadium)で開催されました。
ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、北米の代表に、中国の2クラブを加えた6チームが参加しました。
出場6チーム一覧
| グループ | チーム | 国・地域 | 出場資格 |
|---|---|---|---|
| A | リタス・ヴィリニュス | リトアニア | BCL Europe優勝 |
| A | 上海シャークス | 中国 | CBA王者 |
| A | RSSBタイガース | ルワンダ | BAL優勝 |
| B | ボカ・ジュニアーズ | アルゼンチン | BCL Americas優勝 |
| B | 北京ロイヤルファイターズ | 中国 | 開催地代表 |
| B | NBA G League United | アメリカ | Gリーグ選抜 |
2026年大会の最終順位
| 順位 | チーム | 国・地域 |
|---|---|---|
| 優勝 | NBA G League United | アメリカ |
| 準優勝 | リタス・ヴィリニュス | リトアニア |
| 3位 | ボカ・ジュニアーズ | アルゼンチン |
| 4位 | RSSBタイガース | ルワンダ |
| 5位 | 北京ロイヤルファイターズ | 中国 |
| 6位 | 上海シャークス | 中国 |
決勝はNBA G League Unitedが初優勝
2026年9月27日の決勝では、NBA G League Unitedとリタス・ヴィリニュスが対戦しました。
試合は終盤までもつれる接戦となりましたが、NBA G League Unitedが89-86で勝利。
2024年、2025年と2年連続で準優勝だったGリーグ選抜チームが、3度目の決勝で初めて優勝を果たしました。
アメリカ勢が大会を制したのは、1974年のメリーランド・テラピンズ以来52年ぶりです。
2026年大会MVP
大会MVPには、NBA G League Unitedのエリック・ディクソンが選出されました。
決勝では18得点を記録。大会を通じて平均16.3得点、4.5リバウンドを残し、優勝に貢献しました。
FIBAインターコンチネンタルカップの歴史
FIBAインターコンチネンタルカップは、1966年に始まった歴史ある国際大会です。
現在は世界各地域の代表クラブが参加していますが、創設当初から現在のような大会だったわけではありません。
1966年|第1回大会開催
第1回大会は1966年に開催され、イタリアのイグニス・ヴァレーゼが優勝しました。
当初はヨーロッパと南北アメリカの強豪を中心とした大会で、現在のような世界各地域を代表する6チーム制ではありませんでした。
1960〜70年代には、イタリアのヴァレーゼ、スペインのレアル・マドリード、アメリカのクラブ・選抜チームなどが優勝しています。
1980年代以降|開催中断と大会の変遷
大会は毎年継続して開催されてきたわけではありません。
開催されなかった期間もあり、参加チームや大会方式も時代によって変化しました。
1987年の大会後には長期間の中断があり、1996年に一度開催された後、再び中断。
2013年に復活し、欧州と南北アメリカのクラブを中心とする国際タイトルとして開催されるようになります。
2022年|アフリカのクラブが初参加
2022年にはアフリカのクラブが初めて参加しました。
これにより、従来のヨーロッパと南北アメリカ中心の大会から、参加地域の拡大が進みました。
2023年|アジアのクラブが初参加
2023年にはアジアのクラブが初めて参加し、出場チーム数が6チームへ拡大しました。
同年9月の大会はブラジルのセシ・フランカが優勝しています。
なお、2023年には2月と9月に大会が開催されており、歴代優勝記録を確認する際には注意が必要です。
2024年|世界6大陸から初めて参加
2024年にはオセアニアのクラブが初参加。
これにより、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北アメリカ、南アメリカの6大陸からチームが集まる大会となりました。
優勝はスペインのウニカハ。2025年にも連覇を達成しています。
2026年|北京開催とGリーグ選抜の初優勝
2026年には開催地がシンガポールから北京に移り、大会方式にも変更が加えられました。
NBA G League Unitedが初優勝を果たし、ヨーロッパ勢以外の優勝は2023年のセシ・フランカ以来となりました。
歴代優勝チーム・準優勝チーム一覧
FIBAインターコンチネンタルカップでは、1966年の創設以来、ヨーロッパと南北アメリカのクラブを中心に数々の優勝チームが誕生しています。
ここではFIBA公式記録に基づき、歴代大会の優勝・準優勝チームを紹介します。
1966〜1987年
| 年 | 優勝 | 準優勝 |
|---|---|---|
| 1966 | イグニス・ヴァレーゼ(イタリア) | コリンチャンス(ブラジル) |
| 1967 | アクロン・グッドイヤー・ウィングフッツ(アメリカ) | イグニス・ヴァレーゼ(イタリア) |
| 1968 | アクロン・グッドイヤー・ウィングフッツ(アメリカ) | レアル・マドリード(スペイン) |
| 1969 | アクロン・グッドイヤー・ウィングフッツ(アメリカ) | スパルタク・ブルノ(チェコスロバキア) |
| 1970 | イグニス・ヴァレーゼ(イタリア) | レアル・マドリード(スペイン) |
| 1972 | NABLオールスターズ(アメリカ) | ソビエト連邦 |
| 1973 | イグニス・ヴァレーゼ(イタリア) | シリオ(ブラジル) |
| 1974 | メリーランド・テラピンズ(アメリカ) | イグニス・ヴァレーゼ(イタリア) |
| 1975 | カントゥ(イタリア) | アマゾナス・フランカ(ブラジル) |
| 1976 | レアル・マドリード(スペイン) | ヴァレーゼ(イタリア) |
| 1977 | レアル・マドリード(スペイン) | ヴァレーゼ(イタリア) |
| 1978 | レアル・マドリード(スペイン) | オブラス・サニタリアス(アルゼンチン) |
| 1979 | シリオ(ブラジル) | ボスナ(ユーゴスラビア) |
| 1980 | マッカビ・テルアビブ(イスラエル) | アトレチカ・フランカーナ(ブラジル) |
| 1981 | レアル・マドリード(スペイン) | オブラス・サニタリアス(アルゼンチン) |
| 1982 | カントゥ(イタリア) | EBBC(オランダ) |
| 1983 | オブラス・サニタリアス(アルゼンチン) | カントゥ(イタリア) |
| 1984 | ヴィルトゥス・ローマ(イタリア) | オブラス・サニタリアス(アルゼンチン) |
| 1985 | FCバルセロナ(スペイン) | モンテ・リバノ(ブラジル) |
| 1986 | ジャルギリス(ソビエト連邦) | フェロ・カリル・オエステ(アルゼンチン) |
| 1987 | トレーサー・ミラノ(イタリア) | FCバルセロナ(スペイン) |
※1971年は開催されていません。1972年大会はクラブ以外の代表・選抜チームも参加しており、現在とは大会の性格が異なります。チーム名は当時のスポンサー名を含む場合があります。
1996年・2013〜2026年
| 年 | 優勝 | 準優勝 |
|---|---|---|
| 1996 | パナシナイコス(ギリシャ) | オリンピア(アルゼンチン) |
| 2013 | オリンピアコス(ギリシャ) | ピニェイロス(ブラジル) |
| 2014 | フラメンゴ(ブラジル) | マッカビ・テルアビブ(イスラエル) |
| 2015 | レアル・マドリード(スペイン) | バウル(ブラジル) |
| 2016 | グアロス・デ・ララ(ベネズエラ) | フラポート・スカイライナーズ(ドイツ) |
| 2017 | テネリフェ(スペイン) | グアロス・デ・ララ(ベネズエラ) |
| 2019 | AEKアテネ(ギリシャ) | フラメンゴ(ブラジル) |
| 2020 | テネリフェ(スペイン) | ヴィルトゥス・ボローニャ(イタリア) |
| 2021 | サン・パブロ・ブルゴス(スペイン) | キムサ(アルゼンチン) |
| 2022 | フラメンゴ(ブラジル) | サン・パブロ・ブルゴス(スペイン) |
| 2023年2月 | テネリフェ(スペイン) | サンパウロ(ブラジル) |
| 2023年9月 | セシ・フランカ(ブラジル) | テレコム・バスケッツ・ボン(ドイツ) |
| 2024 | ウニカハ(スペイン) | NBA G League United(アメリカ) |
| 2025 | ウニカハ(スペイン) | NBA G League United(アメリカ) |
| 2026 | NBA G League United(アメリカ) | リタス・ヴィリニュス(リトアニア) |
※1988〜1995年、1997〜2012年、2018年は開催されていません。
最多優勝はレアル・マドリード
FIBA公式記録によると、歴代最多優勝クラブはスペインのレアル・マドリードで、通算5回の優勝を誇ります。
ヨーロッパのクラブは大会の歴史を通じて好成績を残しており、2026年終了時点で欧州勢の優勝は計24回に達しています。
近年もスペイン勢の活躍が目立ち、ウニカハは2024年と2025年に連覇を達成しました。
一方、2026年にはNBA G League Unitedが優勝し、アメリカ勢として久しぶりにタイトルを獲得しています。
よくある質問
NBAの優勝チームは出場する?
現在のFIBAインターコンチネンタルカップでは、NBAの優勝チームに自動的な出場権は与えられていません。
2024年から2026年にはNBA G League Unitedが参加していますが、NBA王者とは異なる選抜チームです。
ユーロリーグの優勝チームは出場する?
ユーロリーグ優勝チームにも、自動的な出場権は与えられていません。
近年のヨーロッパ代表は、FIBAが主催するBCL Europeの優勝チームです。
ユーロリーグとBCL Europeは別の大会なので、混同しないよう注意が必要です。
Bリーグで優勝すると出場できる?
Bリーグで優勝しただけで、FIBAインターコンチネンタルカップに直接出場できるわけではありません。
2025年まではBリーグ年間王者がBCL Asiaに出場する仕組みでしたが、2026年からはEASLの成績によってBCL Asiaへの出場権が決まる制度に変更されました。
その先の世界大会への出場資格については、各年度の規定を確認する必要があります。
EASLで優勝すると出場できる?
EASLで優勝しただけで、FIBAインターコンチネンタルカップに直接出場できるわけではありません。
ただし、2026年からEASLはBCL Asiaの予選を兼ねる大会になりました。
日本、韓国、フィリピンのクラブは、EASLでの成績を通じてBCL Asiaへの出場権を獲得する仕組みです。
2026年にBCL Asia王者が出場しなかったのはなぜ?
BCL Asia 2026が開催中止となったためです。
大会は中東情勢を考慮して延期されましたが、国内リーグの日程との重複や、インターコンチネンタルカップの出場権を決定する役割を果たせなくなったことなどから、最終的に中止が決まりました。
2026年の世界大会には、中国のCBA王者である上海シャークスが出場しています。
いつ開催される?
近年は9月に開催されています。
2026年大会は9月22〜27日に中国・北京で開催されました。
2027年と2028年についても北京での開催が予定されていますが、具体的な日程はFIBAの公式発表を確認してください。
日本から試合を視聴できる?
大会の映像配信については、FIBA公式の大会ページや公式YouTubeなどで案内される場合があります。
配信地域や視聴方法は大会年度によって異なる可能性があるため、開催前に最新情報を確認することをおすすめします。
まとめ|世界各地域の強豪が集まるFIBAの国際クラブ大会
FIBAインターコンチネンタルカップは、1966年に始まった歴史ある国際クラブ大会です。
近年は参加地域が拡大し、2024年には世界6大陸からチームが集まる大会となりました。
ただし、NBAやユーロリーグの優勝チームが自動的に参加するわけではなく、FIBAが定める出場資格に基づいて代表クラブが選ばれます。
日本からは2025年に宇都宮ブレックスが初出場。Bリーグのクラブが世界の強豪と対戦する、新たな舞台が生まれました。
さらに2026年からはEASLがBCL Asiaの予選を兼ねるようになり、日本クラブの出場ルートも変化しています。
2026年はBCL Asiaの開催中止によってアジア王者の出場が実現しませんでしたが、今後の大会ではどのような出場枠が設けられるのか注目されます。
出典・参考資料
- FIBA公式|FIBAインターコンチネンタルカップ2026
- FIBA公式|2026年大会出場チーム発表
- FIBA公式|2026年大会優勝・最終順位
- FIBA公式|歴代優勝・準優勝チーム一覧
- FIBA公式|大会の歴史
- FIBA公式|2026〜2028年の北京開催発表
- Bリーグ公式|BCL Asia出場チーム選考規定の変更について
- Bリーグ公式|EASL準決勝・宇都宮ブレックスのBCL Asia出場権獲得
- Bリーグ公式|BCL Asia 2026開催延期のお知らせ
- Bリーグ公式|BCL Asia 2026開催中止のお知らせ
- 宇都宮ブレックス公式|BCL Asia 2026開催中止
- FIBA公式|BCL Asia 2025・宇都宮ブレックス優勝
※2026年10月16日時点の公式情報をもとに作成。
