ウインターカップ2020 男子決勝

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東山(京都) VS 仙台大学附属明成(宮城)

最終スコア

東山 70ー72 仙台大学附属明成

1Q2Q3Q4QTOTAL
東山2020151570
仙台大学附属明成20 163072

試合内容

1Q序盤は明成、#5 一戸啓吾選手の連続得点から幕をあける。
東山は #4 西部秀馬選手すぐに1本返すも、明成のゾーンに苦戦する。
明成は#8 山﨑一渉選手が3Pを沈めると、リバウンドから始まった次の攻撃もレイアップで連続得点
を奪う。7点のリードを許した東山はタイムアウトを請求。

タイムアウト明け、ハイポストに生まれるゾーンの隙間の空間や、ドライブからの合わせを狙って攻める東山は、徐々に調子を取り戻し始めて、点を奪い合う速い展開になっていく。
両者の攻防が続く中、1Q残り時間わずかで東山 #11 米須怜音のドライブからのパスを、#9 ムトンボ・ジャン・ピエール選手があわせてゴール下のシュートを決める。
同点で1Qを終える。

第2Qは東山が粘り強くボールを回し、ディフェンスのズレを作って上手く攻めた。

2Qスタートから、両者気迫の守りあいが続く中で、東山 #7 中川泰志選手が3Pを決めて逆転。
その後さらに加点する東山に対し、明成はピエールのブロックと、シュート確率の低下から得点に結びつかない時間が続く。
東山は #9 ピエール選手がブロックにリバウンド、ゴール下シュートと攻守で存在感を発揮した。結局14点差で東山がリードのまま、前半を終えることとなる。
第2Qは東山が粘り強くボールを回し、生まれたスペースを上手く突いて流れをつかんだ。

東山ボールからスタートした第3Qの先取点は明成。
空中でパスを合わせた #10 山内ジャヘル琉人が決める。
そのまま勢いに乗りたい明成は、ディフェンスからターンオーバーを誘うなど流れを戻そうと踏ん張るが、東山 #9 ピエールがそれを許さない。リバウンド争いでバスケットカウントを奪うと、ディフェンスではブロックショットで明成に立ちはだかる。

それでもあきらめずにブロックをおそれず、何度もアタックをしかけていく明成。
徐々にシュートが決まり始める。
しかし、東山も負けじと取られたら取り返すを繰り返す中、点差は17点差まで開いてしまっていた。
そんな時、前半からシュートタッチに苦しんでいた#10 山内ジャヘル琉人が3Pを決める。
さらに直後、スティールから自分でダブルクラッチを決めバスケットカウントを得ると、フリースローもしっかり沈めて、一気に6得点。
明成の勢いは止まらず、スティールからのブレイクを決め、点差を一気に1ケタまで戻す。
すかさずタイムアウトをとる東山。
タイムアウト明け、#11米須怜音がミドルを決め再びリードを2ケタへ戻す。
さらに第3Q終了前にファールをもらった米須がフリースローを2本決め、リードを13点差まで押し戻して最終Qへ突入する。

運命の第4Qは明成ボールからスタート。
両者積極的にリバウンドに絡み、ゴールにアタックしていく。

先取点は東山。#11 米須が決めて15点差。

それでも明成の勢いは止まらなかった。
フリースローを得た#10 山内ジャヘル琉人がはしっかり2本決めて13点差に戻すと、
続いて#8 山﨑一渉が3Pを決め、プレスからターンオーバーを誘発するとミドルシュートを決めきり、8点差まで詰め寄る。
その後も、両者譲らぬ激しい攻防の中で徐々に差をつめていく明成。
残り4分、勝利への執念を見せつける#10 山内ジャヘル琉人が、この大事な場面で3Pを決め2点差まで詰め寄ると、再度東山のパスを読みターンオーバーを奪うと、そのまま一人でアタックし同点に追いつく。
そして次の東山の攻撃を防いだ明成は、エース#8 山﨑一渉が3Pを決め、ついに逆転。
さらに次の攻撃で2点加点し5点にリードを広げる。

タイムアウトをとった東山。
タイムアウト明けの攻撃でなんとか3点差に戻した東山は、なんとか明成の攻撃を防ぐ。
そして#5 堀陽稀がバスケットカウントをもらい点差を1点まで縮めると、外れたフリースローのリバウンド争いから、今度はピエールがファールをもらいツースローを獲得。
フリースローをピエールが1本決めて同点に追いつく。

激闘もクライマックスを迎える時間帯に突入するが、それでもまだ決着のつかない激戦。

#10 山内ジャヘル琉人が3Pを決めて3点のリードを得る明成。
残り16.4秒、今度は東山も#11米須怜音が3本のフリースローを得る。
この土壇場で3本すべて決め、同点に戻してみせる。
明成はタイムアウトを請求。

タイムアウト明け、#8 山﨑一渉がアタックをしかけるが、シュートはリングに嫌われる。

しかし、外れたボールをキャッチした山﨑一渉は、再度シュートを放ち残り5.3秒で決勝点を決める。激闘を制した仙台大学附属明成がウインターカップ2020の優勝に輝いた。

チームスタッツ

東山仙台大学附属明成
FG%(2P+3P)32.9%(20/70)33.7%(29/86)
2Pシュート%45.2%(19/42)44.9%(22/49)
3Pシュート%14.3%(4/28)18.9%(7/37)
フリースロー%80%(20/25)77.8%(7/9)
リバウンド(OF-DF)60(22-38)41(14-27)
ターンオーバー236

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