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AUBLとは?アジア大学バスケットボールリーグの仕組み・歴史・日本の出場校と選抜方法を解説【2026-27】

アジアの大学バスケットボールに、新たな国際大会が誕生した。

**AUBL(Asian University Basketball League/アジア大学バスケットボールリーグ)**は、日本、中国、韓国などの大学強豪校が参加する国際バスケットボール大会だ。

2025年に初開催され、2026年には第2回大会を実施。さらに2026年11月からは、ホーム&アウェー方式を採用した初の本格的なリーグシーズンが開幕する。

2026-27シーズンには11の国・地域から18大学が参加。日本からは早稲田大学、日本体育大学、日本大学の3校が出場する。

本記事では、AUBLの大会概要や歴史、出場資格、日本の大学が選ばれる仕組み、2026-27シーズンの大会方式と日程を詳しく解説する。

AUBLとは?大会の概要

AUBLは、アジア大学スポーツ連盟(AUSF)の公認を受け、2025年に発足した大学バスケットボールの国際大会である。

正式名称は「Asian University Basketball League」。

日本の大学だけで争うインカレとは異なり、アジア各国・地域の強豪大学が直接対戦することを目的としている。

項目内容
正式名称Asian University Basketball League
略称AUBL
日本語名称アジア大学バスケットボールリーグ
発足2025年
公認アジア大学スポーツ連盟(AUSF)
運営Asia Collegiate Basketball Limited
対象アジア各国・地域の大学チーム
開催方式トーナメント方式、ホーム&アウェー方式
2026-27参加校18大学
2026-27参加国・地域11

AUBLの大きな特徴は、国境を越えた大学同士の継続的な対戦にある。

日本の大学バスケットボールでは、関東大学リーグや全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)が主要大会として位置付けられてきた。

一方、AUBLでは各国の大学が直接対戦するため、異なる競技環境やプレースタイルを持つチーム同士の真剣勝負が実現する。

2026-27シーズンからは各大学のホームゲームも開催され、アジアの大学バスケットボールをより身近に観戦できる環境が整えられる。

AUBLの歴史

2025年:第1回大会を中国・杭州で開催

AUBLの第1回大会は、2025年8月18日から24日にかけて中国・杭州で開催された。

日本、中国、韓国などの大学から12チームが参加し、トーナメント方式で初代王者を争った。

日本から出場したのは、日本体育大学と白鷗大学の2校。

初代王者に輝いたのは、チャイニーズタイペイの国立政治大学だった。

白鷗大学は3位に入賞し、日本勢として初年度から上位進出を果たしている。

2026年:第2回大会を開催

2026年8月2日から9日には、同じく中国・杭州で第2回大会「AUBL26」が開催された。

日本からは白鷗大学と早稲田大学が参加。

白鷗大学は2025年のインカレ優勝校、早稲田大学は同準優勝校として大会に臨んだ。

この大会では、上海交通大学(中国)が初優勝。

早稲田大学は準々決勝で高麗大学を78-71で破り、準決勝に進出した。

準決勝では国立政治大学に91-102で敗れたものの、3位決定戦で清華大学を98-91で下し、3位入賞を果たした。

2026年11月:初のホーム&アウェーシーズンへ

2026年11月22日、AUBLは新たな段階へ進む。

従来の短期集中型トーナメントに加え、各大学がホームとアウェーで試合を行う「AUBL 2026-27」が開幕する。

参加大学は18校に拡大。

日本国内でも公式戦が開催され、大学バスケットボールの国際大会を直接観戦できるようになる。

AUBLの歴代優勝校・日本勢の成績

大会優勝校日本からの出場校
2025年国立政治大学(チャイニーズタイペイ)日本体育大学、白鷗大学
2026年上海交通大学(中国)白鷗大学、早稲田大学
2026-27シーズン未決定早稲田大学、日本体育大学、日本大学

日本勢の主な実績として、2025年の白鷗大学、2026年の早稲田大学がそれぞれ3位に入賞している。

なお、2026年8月までの短期集中型大会と、2026年11月に始まるリーグシーズンは開催形式が異なる。

日本の大学はどうやってAUBLに出場する?

AUBLで特に気になるのが、日本からの出場校の選抜方法だ。

インカレ優勝校が出場するのか、関東大学リーグの上位校が選ばれるのか。それとも主催者による選考なのだろうか。

現時点で確認できる実績を整理する。

2025年大会の日本代表校

第1回大会には、日本体育大学と白鷗大学が出場した。

全日本大学バスケットボール連盟(JUBF)は、両校が日本代表として出場することを公式に発表している。

ただし、発表資料では、特定の国内大会の順位に基づいて出場権が自動的に与えられるという規定までは示されていない。

2026年大会は前年インカレの優勝・準優勝校

2026年8月の第2回大会には、白鷗大学と早稲田大学が出場した。

両校は2025年の全日本大学バスケットボール選手権大会で、それぞれ優勝、準優勝を記録している。

AUBLの公式発表でも、このインカレでの実績が紹介された。

ただし、これは両校の出場に際して公表された実績であり、インカレの上位2校に毎年自動的にAUBL出場権が付与されると定められていることを意味するものではない。

2026-27シーズンは日本から3校

2026-27シーズンには、以下の3大学が参加する。

  • 早稲田大学
  • 日本体育大学
  • 日本大学

早稲田大学は2026年8月のAUBLで3位に入賞。

日本体育大学は2026年の関東大学バスケットボール選手権大会(スプリングトーナメント)で4年連続24回目の優勝を果たした。

一方、日本大学については、2026年10月26日の大会発表において出場が公表されているものの、特定の大会成績を出場資格とする説明は確認できない。

AUBLの出場権は国内大会の順位で決まる?

2026年10月27日時点では、日本の大学について、インカレや関東大学リーグの順位に連動した恒常的な自動出場資格は確認できていない。

そのため、現段階では以下のように整理するのが正確だろう。

  • 国内大会の成績は出場校の実績として紹介されている
  • インカレ上位校が選ばれた実例がある
  • 関東大学選手権優勝校が出場する実例もある
  • ただし、各大会の成績によって自動的に出場権が発生するという公式規定は確認できない

今後、AUBLやJUBFから選抜基準が明文化された場合には、出場資格の仕組みがより明確になるはずだ。

AUBL 2026-27シーズンの大会方式

2026-27シーズンは、18大学が2つのカンファレンスに分かれて開催される。

項目内容
参加大学18校
参加国・地域11
レギュラーシーズン2026年11月〜2027年4月
イースタン12校
サザン6校
発表された総試合数54試合
最終決戦2027年8月16日〜22日
最終決戦進出12校

イースタン・カンファレンス

イースタン・カンファレンスには、日本、中国、韓国、モンゴル、フィリピンから12大学が参加する。

3チームずつ4グループに分かれ、同じグループの相手とホーム&アウェーで対戦。

各チームは計4試合を戦う。

上位8チームに加え、2026年大会優勝校の上海交通大学にチャンピオンシップ・ウィークの出場権が与えられる。

上海交通大学が上位8チームに入った場合は、9位の大学が繰り上がる。

サザン・カンファレンス

サザン・カンファレンスには、オーストラリア、チャイニーズタイペイ、香港、マカオ、インドネシア、ベトナムから各1大学が参加する。

2027年4月7日から11日にかけて、ベトナム・ハノイで集中開催。

6大学が3チームずつ2グループに分かれ、各組上位2チームがファイナル4へ進出する。

最終的に上位3大学がチャンピオンシップ・ウィークへの出場権を獲得する。

チャンピオンシップ・ウィーク

2027年8月16日から22日には、各カンファレンスを勝ち抜いた12大学が集結する。

グループリーグとノックアウト方式の決勝トーナメントを経て、2026-27シーズンのAUBL王者が決定する。

AUBL 2026-27の参加大学一覧

イースタン・カンファレンス

グループ大学国
1延世大学韓国
1清華大学中国
1上海交通大学中国
2北京大学中国
2建国大学韓国
2太原理工大学中国
3早稲田大学日本
3高麗大学韓国
3モンゴル財務経済大学モンゴル
4日本体育大学日本
4日本大学日本
4フィリピン大学フィリピン

日本の3大学はグループ3とグループ4に分かれる。

早稲田大学は韓国の高麗大学、モンゴル財務経済大学と対戦。

日本体育大学と日本大学は同じグループ4に入り、国内の大学同士によるAUBL公式戦も実現する。

サザン・カンファレンス

大学国・地域
シドニー大学オーストラリア
国立政治大学チャイニーズタイペイ
香港中文大学香港
ペルバナス・インスティテュートインドネシア
マカオ城市大学マカオ
未定ベトナム

ベトナムの出場大学、グループ分け、詳細日程は今後発表される予定だ。

日本勢の試合日程【2026-27】

日本から参加する3大学の試合日程は以下の通り。

時刻はすべて日本時間(JST)。海外開催試合については現地時間から換算している。

早稲田大学

日程対戦相手開始時間開催地
2026年11月27日モンゴル財務経済大学19:00東京
2026年11月29日高麗大学16:00東京
2027年2月26日モンゴル財務経済大学20:30ウランバートル
2027年3月9日高麗大学19:30ソウル

早稲田大学のホームゲームは、国立代々木競技場 第二体育館で開催される。

日本体育大学

日程対戦相手開始時間開催地
2026年12月26日日本大学17:00東京
2026年12月27日フィリピン大学17:00東京
2027年2月12日フィリピン大学20:00マニラ
2027年2月19日日本大学19:00東京

日本大学

日程対戦相手開始時間開催地
2026年12月26日日本体育大学17:00東京
2027年2月14日フィリピン大学18:00マニラ
2027年2月19日日本体育大学19:00東京
2027年2月21日フィリピン大学17:00東京

※日本体育大学・日本大学のホームゲームは、それぞれの大学がホストとなる。会場の詳細や観戦情報は公式発表を確認してほしい。

AUBLとインカレの違い

日本の大学バスケットボールファンにとって、最もなじみ深い全国大会がインカレだろう。

AUBLはインカレとは異なる目的と開催方式を持つ。

項目インカレAUBL
大会の範囲日本全国アジア各国・地域
主な参加チーム国内地区予選などを経た大学国際大会の参加校として決定した大学
大会方式全国トーナメント国際トーナメント、リーグ戦
主な開催時期12月2026-27は11月〜翌8月
優勝の意味日本一AUBLの国際大会王者

インカレは国内の大学バスケットボール日本一を決める大会。

一方、AUBLはアジアの大学が国境を越えて対戦する国際大会である。

両大会は競技レベルを競う舞台として共通する部分があるものの、出場資格や運営方式は同一ではない。

関連記事:【2026年最新】大学バスケ・インカレ完全ガイド|日程・出場校・地区予選・大会方式まとめ

AUBLが日本の大学バスケにもたらすもの

1. 海外の大学強豪校と継続的に対戦できる

従来の国内大会では、海外大学との公式戦を経験する機会は限られていた。

AUBLのホーム&アウェー方式では、異なる国の大学と複数回対戦できる。

海外の強豪校と継続的に競うことで、日本の大学選手にとっても貴重な経験となる。

2. 日本国内で国際試合を観戦できる

2026年11月には、早稲田大学が国立代々木競技場 第二体育館でホームゲームを開催する。

国内の大学バスケットボールファンが、韓国やモンゴルの大学チームとの公式戦を観戦できる機会だ。

2026-27シーズンは日本体育大学と日本大学もホームゲームを予定しており、今後の観客動員や大会の認知度にも注目したい。

3. 大学バスケットボールの国際的な価値向上

AUBLは単にアジア王者を決めるだけでなく、大学スポーツの国際的な発展も目的としている。

異なる国・地域の大学が対戦することで、選手の経験や競技力向上だけでなく、大学バスケットボールの新たなファン層の獲得にもつながる可能性がある。

将来的にAUBLが定着すれば、国内リーグ戦やインカレに加えて、アジアの大学チームとの対戦も大学バスケットボールの重要な舞台となるかもしれない。

AUBLに関するよくある質問

AUBLはいつ始まった?

2025年8月に中国・杭州で第1回大会が開催された。

2026年11月からは初のホーム&アウェー方式によるリーグシーズンが始まる。

AUBLは毎年開催される?

2025年と2026年にトーナメント大会が開催され、2026-27シーズンからはリーグ戦方式が導入される。

ただし、今後の全シーズンで同じ大会方式が採用されるかは、現時点では確定していない。

インカレで優勝すればAUBLに出場できる?

インカレ優勝校がAUBLに出場した実績はあるが、インカレ優勝によって自動的に出場権が与えられるという公式規定は確認できていない。

AUBLに女子大会はある?

現時点で本記事で取り上げているAUBLの大会は男子大学チームによるもの。女子の同一形式による大会については、公式の開催情報を確認できていない。

AUBLの試合はどこで見られる?

大会日程や観戦案内、配信情報については、AUBL公式サイトおよび公式SNSでの最新発表を確認してほしい。

まとめ:AUBLはアジア大学バスケの新たな舞台

2025年に誕生したAUBLは、わずか2年でホーム&アウェー方式の国際リーグへと発展した。

2026-27シーズンには18大学が参加し、日本からは早稲田大学、日本体育大学、日本大学の3校がアジアの強豪と対戦する。

従来のインカレや大学リーグとは異なり、各国の大学チームが直接対戦する新しい舞台。

日本の大学バスケットボールにとっても、競技力向上や国際経験の面で大きな意味を持つ大会となりそうだ。

今後は日本勢の試合結果やチャンピオンシップ・ウィーク進出争いにも注目していきたい。

参考・出典

※掲載内容は2026年10月27日時点の公式発表に基づく。今後、参加校、日程、会場、大会方式が変更される可能性がある。

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