2026-27シーズンのB.LEAGUEには、過去にNBAでプレーした経験を持つ選手が数多く所属しています。
日本代表として活躍する選手から、NBAでわずかな出場機会を得て日本へ活躍の場を移した選手まで、その経歴はさまざまです。
この記事では、2026-27シーズンにB.LEAGUEに所属する選手のうち、NBA経験を持つ選手をまとめます。
「NBA経験」の定義
この記事では、以下のいずれかに該当する選手を「NBA経験あり」としています。
- NBAレギュラーシーズンに出場
- NBAプレーオフに出場
- NBAチームと2-way契約を結んだ経験がある
- NBAチームと正式な選手契約を結んだ経験がある
そのため、NBA Gリーグのみの経験、NBAサマーリーグのみの出場、NBAドラフトで指名されたもののNBAチームと契約していない選手は対象外としています。
2026-27シーズン NBA経験者一覧
| 選手 | 2026-27所属チーム | NBAドラフト | NBAでの主な経験 |
|---|---|---|---|
| ゲイリー・クラーク | レバンガ北海道 | 2017年・未指名 | NBA出場 |
| マーキース・ボールデン | レバンガ北海道 | 2019年・未指名 | NBA出場・2-way |
| ジャレット・カルバー | 仙台89ERS | 2019年1巡目6位 | NBA出場 |
| ジェイク・レイマン | 仙台89ERS | 2016年2巡目47位 | NBA出場 |
| ヴィック・ロー | 茨城ロボッツ | 未指名 | NBA出場・2-way |
| 田臥勇太 | 宇都宮ブレックス | 未指名 | NBA出場 |
| スタンリー・ジョンソン | 群馬クレインサンダーズ | 2015年1巡目8位 | NBA出場 |
| トレイ・ジョーンズ | 群馬クレインサンダーズ | 未指名 | NBA契約・出場 |
| ブランドン・アシュリー | 千葉ジェッツ | 未指名 | NBA契約 |
| 渡邊雄太 | 千葉ジェッツ | 未指名 | NBA出場 |
| ネイト・ウィリアムズ | 千葉ジェッツ | 未指名 | NBA出場・2-way |
| マット・コステロ | 千葉ジェッツ | 未指名 | NBA出場・2-way |
| DJ・ホグ | アルバルク東京 | 未指名 | NBA契約 |
| キヨンテ・ジョンソン | アルバルク東京 | 2023年2巡目50位 | NBA出場 |
| ラクラン・オルブリッチ | アルバルク東京 | 2025年2巡目55位 | NBA出場・2-way |
| ロウル・アルキンス | サンロッカーズ渋谷 | 未指名 | NBA出場・2-way |
| ドンテ・グランサム | サンロッカーズ渋谷 | 未指名 | NBA出場・2-way |
| アレックス・カーク | 川崎ブレイブサンダース | 未指名 | NBA出場 |
| アイザイア・リバース | 横浜ビー・コルセアーズ | 2021年2巡目42位 | NBA出場 |
| ケボン・ハリス | 信州ブレイブウォリアーズ | 未指名 | NBA出場・2-way |
| ジョシュ・ハレルソン | 三遠ネオフェニックス | 2011年2巡目45位 | NBA出場 |
| テレンス・デイビス | 三遠ネオフェニックス | 未指名 | NBA出場 |
| アーロン・ヘンリー | ファイティングイーグルス名古屋 | 未指名 | NBA出場・2-way |
| ザック・オーガスト | 滋賀レイクス | 未指名 | NBA契約 |
| ゼイビア・スニード | 滋賀レイクス | 未指名 | NBA出場 |
| ジェイレン・マクダニエルズ | 神戸ストークス | 2019年2巡目52位 | NBA出場 |
| ジェームズ・マイケル・マカドゥ | 島根スサノオマジック | 未指名 | NBA出場 |
| デクスター・デニス | 島根スサノオマジック | 2023年2巡目41位 | NBA出場・2-way |
| デイミアン・ドットソン | 佐賀バルーナーズ | 2017年2巡目44位 | NBA出場 |
| ナッシール・リトル | 佐賀バルーナーズ | 2019年1巡目25位 | NBA出場 |
| ジャレル・ブラントリー | 長崎ヴェルカ | 2019年2巡目50位 | NBA出場 |
| リーバイ・ランドルフ | 長崎ヴェルカ | 未指名 | NBA 2-way契約 |
| ジャック・クーリー | 琉球ゴールデンキングス | 未指名 | NBA出場 |
| デイビッド・ヌワバ | 琉球ゴールデンキングス | 未指名 | NBA出場 |
| グラント・ジェレット | 琉球ゴールデンキングス | 2013年2巡目40位 | NBA出場 |
2026-27シーズンのB.PREMIER各クラブのロスターはB.LEAGUE公式の発表でも確認できます。A東京のロスターにはDJ・ホグ、キヨンテ・ジョンソン、ラクラン・オルブリッチが登録されています。
ドラフト上位指名からNBA未指名まで
この一覧で特に目を引くのが、NBAドラフトで高い順位に指名された選手と、ドラフト外からNBA入りした選手が同じB.LEAGUEでプレーしていることです。
スタンリー・ジョンソン
群馬クレインサンダーズ所属。
2015年NBAドラフトで全体8位という高い順位でデトロイト・ピストンズに指名された選手です。NBA公式でも2015年ドラフト8位と記録されています。
NBAではピストンズ、ラプターズなどでプレーし、NBA通算449試合に出場しています。
ジャレット・カルバー
仙台89ERS所属。
2019年NBAドラフト全体6位でフェニックス・サンズに指名され、その後ミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍しました。
NBAでは144試合に出場した実績があります。
ジェイク・レイマン
仙台89ERS所属。
2016年NBAドラフト2巡目全体47位でオーランド・マジックから指名されました。ドラフト当日にポートランド・トレイルブレイザーズへ交渉権が移っています。
NBAでは243試合に出場しています。
ジョシュ・ハレルソン
三遠ネオフェニックス所属。
2011年NBAドラフト2巡目全体45位でニューオーリンズ・ホーネッツから指名されました。
NBAではニューヨーク・ニックス、マイアミ・ヒート、デトロイト・ピストンズなどでプレーし、通算75試合に出場しています。
ジェイレン・マクダニエルズ
神戸ストークス所属。
2019年NBAドラフト2巡目全体52位でシャーロット・ホーネッツから指名されました。NBAでは252試合に出場しています。
グラント・ジェレット
琉球ゴールデンキングス所属。
2013年NBAドラフト2巡目全体40位でポートランド・トレイルブレイザーズから指名され、オクラホマシティ・サンダーへ移籍しました。
NBAでは8試合に出場しています。
ドラフト外からNBAへ進んだ選手も多い
NBAではドラフトに指名されなくても、トレーニングキャンプやGリーグで結果を残してNBA契約を勝ち取る選手がいます。
2026-27シーズンのB.LEAGUEにも、そうした経歴を持つ選手が多数います。
渡邊雄太
千葉ジェッツ所属。
2018年NBAドラフトでは指名されず、ブルックリン・ネッツのサマーリーグを経てNBA入りしました。
メンフィス・グリズリーズ、トロント・ラプターズなどでプレーし、NBAでは4シーズンで121試合に出場した実績があります。
日本人選手としてNBAで長期間プレーした代表的な存在です。
田臥勇太
宇都宮ブレックス所属。
NBAドラフトでは指名されていません。
2004年にフェニックス・サンズでNBA公式戦に出場し、日本人として初めてNBAレギュラーシーズンの試合に出場した選手として知られています。
NBA公式プロフィールでもドラフト外選手として記録されています。
デイビッド・ヌワバ
琉球ゴールデンキングス所属。
2016年NBAドラフトでは指名されませんでしたが、ロサンゼルス・レイカーズ、シカゴ・ブルズなどでNBAキャリアを築きました。
NBA公式ではドラフト外選手として記録され、キャリアを通じて複数チームでプレーしています。
ヴィック・ロー
茨城ロボッツ所属。
NBAドラフトでは指名されませんでしたが、オーランド・マジックと2-way契約を結び、NBA公式戦にも出場しました。
NBA公式もドラフト外選手であることを記録しています。
ケボン・ハリス
信州ブレイブウォリアーズ所属。
NBAドラフトでは指名されませんでしたが、2022年にオーランド・マジックと2-way契約を締結。
NBAでは2シーズンで36試合に出場しています。
アーロン・ヘンリー
ファイティングイーグルス名古屋所属。
2021年NBAドラフトでは指名されませんでしたが、フィラデルフィア・76ersと2-way契約を締結。
NBA公式でも「undrafted free agent」として紹介されています。
NBAドラフト指名を受けながらB.LEAGUEへ来た選手
一方で、NBAドラフトで指名されたもののNBAで定着できず、海外リーグを経てB.LEAGUEにたどり着いた選手もいます。
アイザイア・リバース
横浜ビー・コルセアーズ所属。
2021年NBAドラフト2巡目全体42位でデトロイト・ピストンズから指名されました。
NBAでは130試合に出場しています。
ラクラン・オルブリッチ
アルバルク東京所属。
2025年NBAドラフト2巡目全体55位でロサンゼルス・レイカーズから指名され、その後シカゴ・ブルズへ交渉権が移りました。
2025-26シーズンにはNBAで37試合に出場しており、非常に新しいNBA経験者です。
デクスター・デニス
島根スサノオマジック所属。
2023-24シーズンにダラス・マーベリックスの2-way契約選手としてNBAデビュー。
NBAでは4試合に出場しています。
キヨンテ・ジョンソン
アルバルク東京所属。
2023年NBAドラフト2巡目全体50位でオクラホマシティ・サンダーから指名されました。
大学時代にはフロリダ大学でプレーしていましたが、試合中に倒れるという大きなアクシデントを経験。その後復帰し、カンザス州立大学で再び活躍してNBAドラフト指名を勝ち取りました。
NBA契約はあったが、NBA公式戦出場がない選手
このカテゴリーも今回の定義では「NBA経験あり」に含めています。
ブランドン・アシュリー
千葉ジェッツ所属。
2015年NBAドラフトでは指名されませんでした。
その後ダラス・マーベリックスと契約し、2017年にも再びマーベリックスと契約しています。NBA公式にも、2017年8月に契約したことが記録されています。
ザック・オーガスト
滋賀レイクス所属。
NBAドラフトでは指名されませんでした。
ロサンゼルス・レイカーズと契約し、NBAサマーリーグなどにも出場。NBAチームとの契約歴があるため、この記事の定義では対象選手としています。NBA公式は2016年のレイカーズ・サマーリーグメンバーとして紹介しています。
トレイ・ジョーンズ
群馬クレインサンダーズ所属。
正式にはトレイ・マッキニー=ジョーンズ(Trey McKinney-Jones)。
NBAドラフトでは指名されていませんが、インディアナ・ペイサーズと契約。2018年には10日間契約も結び、NBA公式戦にも1試合出場しています。
日本人選手との関係にも注目
NBA経験者が集まる現在のB.LEAGUEでは、過去にNBAで日本人選手とチームメートになった選手や、NBAで日本人選手と対戦した経験を持つ選手もいます。
特に注目したいのが渡邊雄太です。
渡邊はNBAで複数シーズンを過ごしており、アメリカでプレーしていた期間が長いため、多くの現BリーガーとNBAの舞台で接点を持っています。
また、田臥勇太はNBAで実際に公式戦へ出場した日本人選手の先駆者であり、渡邊雄太とはまた異なる意味で歴史的なNBA経験を持つ選手です。
まとめ
2026-27シーズンのB.LEAGUEには、今回の定義に該当するNBA経験者が35人います。
その中には、
- NBAドラフト全体6位のジャレット・カルバー
- NBAドラフト全体8位のスタンリー・ジョンソン
- NBAドラフト全体25位のナッシール・リトル
- NBAドラフト全体40位のグラント・ジェレット
- NBAドラフト全体42位のアイザイア・リバース
- NBAドラフト全体47位のジェイク・レイマン
- NBAドラフト全体50位のキヨンテ・ジョンソン
- NBAドラフト全体52位のジェイレン・マクダニエルズ
- NBAドラフト全体55位のラクラン・オルブリッチ
など、NBAドラフトで高い評価を受けた選手も含まれています。
一方で、渡邊雄太、田臥勇太、デイビッド・ヌワバ、ヴィック・ロー、ケボン・ハリスらのように、ドラフト外からNBAまでたどり着いた選手も少なくありません。
B.LEAGUEの試合を見る際には、単に「元NBA選手」というだけでなく、ドラフト順位、NBA出場試合数、2-way契約経験の有無、どのNBAチームでプレーしたのかまで調べてみると、選手のキャリアをより深く楽しめます。
参考資料
- B.LEAGUE公式「2026-27シーズン ロスター発表まとめ」
- B.LEAGUE公式選手名鑑
- NBA公式選手プロフィール
- NBA公式ドラフト情報
- NBA G League公式選手プロフィール
- Basketball-Reference


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